■更に下値を追う為、「ブレイクアウト」での売り参入

著者:平野朋之
投稿:2016/06/13 19:39

■原油、ゴールドの動向もドル売り要因に・・・

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■本日のアジアタイムは、クロス円の下落に伴い株価の大幅下落を
背景にリスク回避の動きが強まり105円台に円高が進行しました。


■今夜は、明日からFOMCや日銀会合を控えて105円ミドルを
大きく下回る動きはないと見ていますが、今夜の原油価格の動き
次第では、本日の安値を割る可能性もあります。


■今夜は、更なる下落を想定する売りを基本ベースになり、
ブレイクアウトを狙って逆指値での売りエントリーを考えています。


逆指値ポイント

・105.50円(本日安値レベル)

※このポイントは、上記レートを下回った場合、更に下げのスピードが
加速するという考え、そのポイントに届かない場合は、見送り
になります。



■また、今夜は原油市場にも注目する必要があります。
先週末の原油価格も50ドル割れで終了し、節目われで安値拾いの動き
も少なく、これまでの戻り相場のレジスタンスラインも48ドルに
あることから、この水準を割り込むことで、いったん短期的な天井を
形成する可能性もいなめないようです。

その点を考慮すれば、
「原油売り→株売り→リスク回避→円買い」となる可能性もあるので
注意する必要がありそうです。


そして、金のETF残高の動きも2013年10月以来の893.92 トンの
高水準に達しました。

ちなみに、2013年10月の金価格は高値1400ドルをつけていることも
あり、直近高値1300ドルを上抜けるようであれば2013年の高値も
意識されやすくなる点もドル売りを誘う可能性もありそうです。
平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想