■本日のテクニカルからみる目標値とは？
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■昨日は、米雇用関連指標や株式市場が落ち着きを取り戻した
ことで、リスク回避的な動きは抑制され、107円台に値を戻し
て終了しました。
■本日は、昨日の106円前半からの反発の流れを引き継ぎ、
107円台で取引が行われるとみています。
■コモディティ市場でも動きがみられ、特にゴールドが堅調に
推移しています。
先週の安値からの上昇は60ドル強となっています。その背景は、
やはり金ETF残高が増加していることになります。
昨日も6.23トン増加し、この先の不透明な世界情勢や英国
民投票が背景にあるからだとみています。
つまり、金価格が上昇していることは、相場の大勢は
リスク回避の流れに変化はないとみています。
■最近の相場材料は米利上げばかり焦点にしていましたが、
金価格やETF残高の推移を見て、大勢を見直すのも、トレンドを
把握するためのツールになるのではないかと思います。
■来週はFOMCが行われますが、利上げは無いとみています。
また7月の利上げ見通しも急低下し、市場の焦点は9月とみて
いるようですが、個人的には年後半、つまり12月にずれ込む
可能性も視野に入れることも大切で、依然中期戻り売りトレンドが
続きそうです。
（※その前に各イベントがどのような形で市場取引に反映
されるか次第だと思っています）
■本日のテクニカルポイントを平均足の実体部から
探ってみます。
・（上値ポイント）
・107.80
・107.40
・（下値ポイント）
・106.75
・106.24
