【売り】野村ホールディングス㈱(8604)もう一段の下げもあり得る= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2016/05/17 15:00

■注目銘柄:【売り】野村ホールディングス㈱(8604)

東京都中央区に本社を置く日本最大の投資銀行・証券持株会社。
1925年に株式会社大阪野村銀行(現りそな銀行)の証券部から分離して設立され、のちに本店を東京に移転。
おもな子会社に野村證券株式会社、野村アセットマネジメント株式会社、野村信託銀行株式会社などがあり、子会社の数は15社。

■野村ホールディングス㈱の経営成績
平成28年3月期(平成27年4月1日~平成28年3月31日)における連結経営成績…

収益合計:1兆7,231億円(前年同期比△10.7%)
収益合計:1兆3,957億円(同△13.0%)
税引前当期純利益:1,652億円(同△52.4%)
当期純利益:1,316億円(同△41.5%)
(出典:平成28年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結))

■野村ホールディングス㈱の投資指標
実績PBR:0.61倍
※5月11日終値時点

■野村ホールディングス㈱の直近のニュース
野村ホールディングス<8604>が5日続落と下げ足を強めているほか、大和証券グループ本社<8601>東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616>丸三証券<8613>岡三証券グループ<8609>など証券株が軒並み売られている。前週28日に日経平均は追加緩和期待の高まっていたところに日銀の“ゼロ回答”を受けて波乱安展開となり、週明けも為替の円高進行が強い向かい風となって大幅続落を余儀なくされている。
上昇転換の期待が高まると毎回のように切り崩される相場展開に、中期スタンスで仕込みを狙った実需買い資金も躊躇せざるを得ない環境にあり、市場参加者の減少を懸念した売りがかさんでいる。
(出典:2016年5月2日、Kabutanニュース)

■本記事のまとめ
5日移動平均、75日移動平均が右肩下がりで軟調傾向はもう暫く続くと思われる。
今は一旦手放した方が無難だろう。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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