APLIXが続落、第1四半期営業赤字継続を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/05/13 09:48
 アプリックスIPホールディングス<3727.T>続落している。12日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算は、売上高3億500万円(前年同期比12.5%増)、営業損益3億6900万円の赤字(前年同期6億5000万円の赤字)、最終損益3億7500万円の赤字(同6億2900万円の赤字)となり、赤字幅が縮小したものの、前年同期に続いて赤字を継続したことが嫌気されているようだ。

 IoT開発案件の売り上げ計上などが寄与し、テクノロジー事業が7割近い増収となったことが売上高を牽引。一方で、ゲームやアニメの事業およびスタジオ設備や関連資産の処分を全て済ませ、旧来のソフトウエア基盤技術事業を終了したことなどによる人員削減や人件費の圧縮、オフィス引っ越しによる家賃削減などの業務の効率化などのコスト削減効果で、赤字幅が縮小した。

 なお、16年12月期通期業績予想は、売上高23億600万円(前期比50.5%増)、営業損益6億9600万円の赤字(前期24億600万円の赤字)の従来予想を据え置いている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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