明日の東京株式市場見通し
10日の東京株式市場は、外国為替市場での円高・ドル安傾向一服を拠り所に、買いが先行し、日経平均株価は続伸となりそうだ。3月期決算企業の前期決算と今期業績見通しの発表が佳境を迎えていることから、それらの内容を反映しての個別株物色の流れは継続しそうだ。
市場関係者からは「4月25日から前週末6日までの日経平均株価6日続落で、個別銘柄の株価水準も先行してある程度下げていることもあり、業績見通し発表に伴うガイダンスリスクを要因に大きく売り込まれる銘柄は多くないとの印象を受けている。今後は好業績銘柄の評価不足を修正する上昇が期待できそうだ」との見方が出ていた。
10日終値現在で、日経平均株価の5日移動平均線が1万6485円、25日移動平均線が1万6519円で、デッドクロスとなってしまったものの、反転上昇相場が持続すれば、この両移動平均線の奪回も射程圏に入ってきそうだ。
9日の東京株式市場は、前週末までの日経平均株価6営業日続落の反動から、買いが先行し7日ぶりに反発となった。日経平均株価終値は、前週末比109円31銭高の1万6216円03銭と7日ぶり反発した。ただ、東証1部の売買代金は1兆7317億円と低水準にとどまった。
市場関係者からは「4月25日から前週末6日までの日経平均株価6日続落で、個別銘柄の株価水準も先行してある程度下げていることもあり、業績見通し発表に伴うガイダンスリスクを要因に大きく売り込まれる銘柄は多くないとの印象を受けている。今後は好業績銘柄の評価不足を修正する上昇が期待できそうだ」との見方が出ていた。
10日終値現在で、日経平均株価の5日移動平均線が1万6485円、25日移動平均線が1万6519円で、デッドクロスとなってしまったものの、反転上昇相場が持続すれば、この両移動平均線の奪回も射程圏に入ってきそうだ。
9日の東京株式市場は、前週末までの日経平均株価6営業日続落の反動から、買いが先行し7日ぶりに反発となった。日経平均株価終値は、前週末比109円31銭高の1万6216円03銭と7日ぶり反発した。ただ、東証1部の売買代金は1兆7317億円と低水準にとどまった。