<動意株・28日>(大引け)=アルファクスFS、日新製鋼、マブチモーターなど
アルファクス・フード・システム<3814.T>=ストップ高。午後1時30分ごろ、同社の飲食店専用PC-POS「FOODα5000」を利用する飲食店舗において、「LINE Pay」を用いたQRコード/バーコード決済サービスの提供を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。「LINE Pay」は、LINE(東京都渋谷区)が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、ユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができるモバイル送金・決済サービス。
日新製鋼<5413.T>=後場買われ、年初来高値を更新。同社はきょう午後1時に、17年3月期通期の連結決算を発表。経常利益見通しを200億円(前期比3.2倍)としていることが好感されているようだ。売上高は5210億円(同4.8%減)を予想しているものの、利益は前期に在庫評価損や株式評価損の計上などで減益となった反動が押し上げ要因となる。また、コア製品戦略を一層強力に推進することや、戦略投資成果の回収にも取り組むとしている。
マブチモーター<6592.T>=後場上げ幅を拡大。午後0時30分ごろに発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高348億9300万円(前年同期比2.4%増)、営業利益58億8700万円(同4.9%増)、純利益36億6200万円(同21.9%減)と営業増益で着地したことが好感されている。パワーウインドウ用やパワーシート用などに車載用モーターが好調に推移し、民生・業務用モーターの落ち込みをカバーした。これに加えて、プロダクトミックスの改善や原材料費の低下などもあり増益を確保した。
富士フイルムホールディングス<4901.T>=反発。27日取引終了後、17年3月期の連結業績予想を発表し、売上高は2兆5500億円(前期比2.3%増)、営業利益は2200億円(同15.1%増)と2ケタ増益を見込んでいることが好感されている。通期での対米ドル円為替レートを110円(前期120円)、対ユーロ円為替レートを125円(同133円)と想定するも、重点事業である「ヘルスケア」「高機能材料」「ドキュメント」を中心とした事業成長に加え、各事業における収益性の改善などから増収増益を予想している。また同時に、1500万株(発行済み株数の3.8%)、または500億円を上限とする自社株買いを発表したことも好材料視されている。
アーレスティ<5852.T>=一時ストップ高。同社は27日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1439億円から1443億円(前の期比4.0%増)へ、営業利益を42億円から53億円(同2.1倍)へ、純利益を17億5000万円から30億円(同2.8倍)へ上方修正、これを好感している。期末配当も6円から8円(前年同期6円)へ引き上げ、第2四半期末の6円(同6円)と合わせて14円とした。想定以上の生産性改善や原価低減、経費削減などの効果が表面化している。
日本航空電子工業<6807.T>=大幅高となっている。同社は27日取引終了後に、16年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は179億2800万円(前の期比30.6%減)で着地し、従来計画の176億円から上振れした。売上高は1794億9400万円(同6.1%減)となり、従来の1790億円を上回った。前期はスマートフォン市場の成長鈍化に加え、FA・工作機械や油田掘削関連の市場低迷で産機・インフラ向けが減少したことなどが影響した。なお、17年3月期通期の連結業績は売上高を2100億円(前期比17.0%増)、営業利益を190億円(同6.0%増)と予想。前提為替レートは1ドル=110円としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
日新製鋼<5413.T>=後場買われ、年初来高値を更新。同社はきょう午後1時に、17年3月期通期の連結決算を発表。経常利益見通しを200億円(前期比3.2倍)としていることが好感されているようだ。売上高は5210億円(同4.8%減)を予想しているものの、利益は前期に在庫評価損や株式評価損の計上などで減益となった反動が押し上げ要因となる。また、コア製品戦略を一層強力に推進することや、戦略投資成果の回収にも取り組むとしている。
マブチモーター<6592.T>=後場上げ幅を拡大。午後0時30分ごろに発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高348億9300万円(前年同期比2.4%増)、営業利益58億8700万円(同4.9%増)、純利益36億6200万円(同21.9%減)と営業増益で着地したことが好感されている。パワーウインドウ用やパワーシート用などに車載用モーターが好調に推移し、民生・業務用モーターの落ち込みをカバーした。これに加えて、プロダクトミックスの改善や原材料費の低下などもあり増益を確保した。
富士フイルムホールディングス<4901.T>=反発。27日取引終了後、17年3月期の連結業績予想を発表し、売上高は2兆5500億円(前期比2.3%増)、営業利益は2200億円(同15.1%増)と2ケタ増益を見込んでいることが好感されている。通期での対米ドル円為替レートを110円(前期120円)、対ユーロ円為替レートを125円(同133円)と想定するも、重点事業である「ヘルスケア」「高機能材料」「ドキュメント」を中心とした事業成長に加え、各事業における収益性の改善などから増収増益を予想している。また同時に、1500万株(発行済み株数の3.8%)、または500億円を上限とする自社株買いを発表したことも好材料視されている。
アーレスティ<5852.T>=一時ストップ高。同社は27日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1439億円から1443億円(前の期比4.0%増)へ、営業利益を42億円から53億円(同2.1倍)へ、純利益を17億5000万円から30億円(同2.8倍)へ上方修正、これを好感している。期末配当も6円から8円(前年同期6円)へ引き上げ、第2四半期末の6円(同6円)と合わせて14円とした。想定以上の生産性改善や原価低減、経費削減などの効果が表面化している。
日本航空電子工業<6807.T>=大幅高となっている。同社は27日取引終了後に、16年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は179億2800万円(前の期比30.6%減)で着地し、従来計画の176億円から上振れした。売上高は1794億9400万円(同6.1%減)となり、従来の1790億円を上回った。前期はスマートフォン市場の成長鈍化に加え、FA・工作機械や油田掘削関連の市場低迷で産機・インフラ向けが減少したことなどが影響した。なお、17年3月期通期の連結業績は売上高を2100億円(前期比17.0%増)、営業利益を190億円(同6.0%増)と予想。前提為替レートは1ドル=110円としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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