三菱UFJなどメガバンク売られ、千葉銀など地銀株も全面安

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/26 14:25
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンクが軟調なほか、千葉銀行<8331.T>静岡銀行<8355.T>京都銀行<8369.T>など地銀株も総じて売り込まれる展開で、全体地合い悪を反映している。

 「銀行株は4月11日をターニングポイントに買い戻しの動きが一気に表面化した。直近では、日銀が金融機関への貸し出しにマイナス金利を適用することを検討しているという一部報道も追い風となったが、日銀金融政策決定会合を目前にいったんポジションを閉じて利益を確定する動きが強まった」(国内準大手証券)という。追加緩和の可能性は高いとの見方が市場では強いが、「仮にETF買い入れ枠の拡大が発表されたとしても、その規模が小さかった場合はネガティブに反応することも考えられる」(同)とされ、短期筋にとってはリスクを持ち越したくないという意識も働いているようだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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