ＮＮ日経ＶＩは一時１１％高と急騰、円高や熊本地震で逆行高

　ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　日経平均ＶＩ先物指数　ＥＴＮ<2035.T>は急反発。一時前週末に比べ３１３０円（１１．０％）高の３万１６００円に値を上げている。急激な円高に原油価格の急落、それに熊本地震の被害拡大を受け、同指数は逆行高を演じている。

　 日経平均ボラティリティー・インデックス（ＶＩ）はオプション取引での将来の価格変動を示す指数で、米国の「ＶＩＸ指数（恐怖指数）」と同様に株価急落などの変動場面で値を上げる特性がある。ＮＮ日経ＶＩは同指数に連動しており、この日の日経平均株価が一時、前週末に比べ６００円近く急落するなか、逆行高している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）