作付大幅増のコーンが安値更新、穀物全般軟調な展開が続く
USDAから先月末発表された2016/17年度の米国コーン作付意向面積は、前年比+560万増の9360万エーカーと、ロイター予想平均8997万エーカー、アウトルック見通しの9000万エーカーを大幅に上回り、以後シカゴコーンは軟調な展開が続いています。2015/16年の米国小麦の需給緩和が大幅にすすみ、在庫率は49.3%と過去最高水準となっています。2016/17年は小麦からコーンへのシフトが今年は加速しそうで、コーンの需給緩和が進みそうです。世界的にも南米豊作で穀物関係は戻り売り有利な展開が予想されます。