バイオ関連が一斉高、そーせいの突発人気化が波及し創薬ベンチャーに買い集中

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/07 10:18
 そーせいグループ<4565.T>がストップ高カイ気配で張り付いているほか、ペプチドリーム<4587.T>タカラバイオ<4974.T>カルナバイオサイエンス<4572.T>カイオム・バイオサイエンス<4583.T>、ナノキャリア<4571.T>スリー・ディー・マトリックス<7777.T>、グリーンペプタイド<4594.T>、アンジェス MG<4563.T>リボミック<4591.T>サンバイオ<4592.T>ラクオリア創薬<4579.T>オンコセラピー・サイエンス<4564.T>メディネット<2370.T>などバイオ関連株が一斉高となった。

 ここ世界的な新薬不足を背景に、製薬業界では特殊ペプチドや核酸医薬などの新技術を有する創薬ベンチャーへの注目が集まっている。そのなか、そーせいは海外で展開するCOPD治療薬のマイルストーンやロイヤルティ収入が寄与して、業績は13年3月期から営業黒字化し、16年3月期営業利益は前の期比推定5.3倍の変貌をみせる見通しにある。黒字バイオベンチャーとしての安心感に加えて、M&A戦略による新薬パイプラインも強化、特殊ペプチド技術にも注目が集まっている。

 そーせいはここ株価調整局面にあったがきょうは寄り付きから買いが集中、この物色人気が他のバイオ株に燎原の火のごとく広がった。そーせいの急騰について市場関係者は「アイルランドに本拠を置くアラガン社とのパートナーシップ締結について先方ホームページで正式に公表されたことが手掛かりとなっているようだ。需給面では株券調達に伴うファンド筋の空売り買い戻しなどが反映されたものではないか」(国内ネット証券大手)と指摘されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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