パスポートが反発、16年2月期営業利益は計画下振れも織り込み済みとの見方強い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/07 09:57
 パスポート<7577.T>が反発。6日の取引終了後、集計中の16年2月期単独業績について、売上高が従来予想の109億円から109億3400万円(前の期比3.1%減)へ上振れた一方、営業利益は1億5000万円から9100万円(前期3億3500万円の赤字)へ、最終損益は1000万円の黒字から1億4200万円の赤字(同8億1400万円の赤字)へ下振れて着地したようだと発表したが、業績悪化は織り込み済みとの見方が強く、アク抜け感から買われている。

 1月バーゲン期の値下げ販売による値下げ金額が前年比150%と予想以上に増加したことに加え、季節商品を含む滞留在庫商品などの処分を実施したため、総利益が予想を下回ったことが要因。また、店舗の収益性の低下による減損損失や店舗の改装などに伴う固定資産除却損、退店・改装店に伴う費用などを特別損失に計上したことで、最終損益の修正幅が大きくなった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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