■ユーロドルからみた、ドル円の売買戦略

著者:平野朋之
投稿:2016/03/28 19:32

■現状では、ボリンジャーバンド+1σレベルが抵抗に

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■本日の東京タイムでは、先週末に発表した米GDP確定値を好感して、ドル買い優勢の展開でしたが、欧州や英国はイースターマンデーで金融市場が休場と113円ミドルを超えて、更に買われる動きは少なかった展開でした。


■今晩のNYタイムでは、連休明けの米国立会いとなる為、株式市場含め値動きが注目となります。

そんな中、米インフレ関連の経済指標が発表されることから、先週までのFRB高官の発言をサポートする内容が発表されるかどうかに注目が集まります。


■ドル円のチャート上では、ボリンジャーバンド+1σ(113.73円)が上値抵抗になっています。また、陽線7本目ということもあり、買い疲れ感も否めません。


■本日は、ドル円単体で見るのではなく、ユーロドルからの見通しでドル円のエントリーを考えたいです。
というのも、ユーロドル4時間足ではボリンジャーバンドの幅が極端に縮小し、スクイーズになっています。

この後はバンド幅も次第に拡大(エクスパンション)となることが予想されます。

4時間足ボリンジャーバンドから見たユーロドルのポイント
 1.1200ドル上抜け → ユーロドル買いドル売り → ドル売り円買い
 1.1150ドル下抜け → ユーロドル売りドル買い → ドル買い円売り

上記のようにユーロドルからドル円をイメージしました。
チャートはユーロドルの4時間足になります。
平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想