神栄が後場一段安、16年3月期業績・配当予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/18 14:15
 神栄<3004.T>が後場一段安となっている。午後2時ごろ、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を450億円から425億円(前期比3.3%減)へ、営業利益を6億2000万円から3億8000万円(同29.5%減)へ、最終損益を2億5000万円の黒字から3億4000万円の赤字(前期3億2300万円の黒字)へ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

 電子関連のコンデンサ分野で、特に新エネルギー用途の需要が大きく停滞したことや、全体的に生産量が減少したことにより採算が悪化したこと、また、繊維関連のアパレル小売り分野で、期中のブランド撤退や暖冬など天候不順で取り扱いが大きく減少したこと、さらに物資関連の防災関連分野で、大型プロジェクトの成約が来期以降にずれ込む見通しであることなどが要因としている。

 同時に、従来3円を予定していた期末一括配当を1円50銭(前期3円)にすると発表しており、これも嫌気されているようだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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