昭和システムが高い、金融向けシステム開発受注堅調で１６年３月期営業利益予想を上方修正

　昭和システムエンジニアリング<4752.T>が高い。９日の取引終了後、１６年３月期の単体見通しについて、売上高を従来予想の６１億円から６７億３０００万円（前期比１６．２％増）へ、営業利益を３億６０００万円から３億８５００万円（同１１．６％増）へ上方修正したことが好感されている。制度改正対応などを背景とした金融関連のシステム開発受注が堅調に推移したことが要因という。

　なお、純利益は、１６年７月予定の本社移転に伴う資産除去債務などの特別損失計上を見込んでいることから、２億３０００万円から２億１７００万円（同１９．９％増）へ下方修正している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）