ステラケミファが反発、加速器BNCTによる第2相臨床試験を開始

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/08 09:33
 ステラ ケミファ<4109.T>が反発している。7日の取引終了後、100%子会社ステラファーマが、加速器BNCTによる国内第2相臨床試験を実施することになったと発表しており、今後の事業展開に対する期待感から買いが入っている。

 同治験は、ステラケミファのホウ素同位体濃縮技術をもとに開発したBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)用ホウ素薬剤「SPM-011」と、住友重機械工業<6302.T>が技術開発を進めてきたBNCT用加速器(BNCT治療システム「BNCT30」)を用いた世界初となるホウ素中性子捕捉療法による国内第1相臨床試験の結果を踏まえて実施されるという。再発悪性神経膠腫患者を対象に、主に加速器BNCTの再発膠芽腫患者24例に対する有効性を検討するとともに、第1相臨床試験に引き続き、加速器BNCTの安全性や忍容性を検討していくとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,995.0
(09:16)
+5.0
(+0.12%)