低金利下で注目:5%超えの配当利回りで増配期待の強い銘柄
超低金利下で増配期待が強く、成長性も期待できる銘柄は魅力的ですよね。今回紹介しますのは、配当性向100%を基本方針とする 配当利回り5%台の会社です。
【夢真(2362)】
同社は建設業に特化した技術者派遣の会社です。
建設業界は、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック関連工事後も、首都圏を中心とした再開発ラッシュや老朽化したインフラ整備、リニア新幹線関連など、事業環境は良好です。
しかし、建設需要が高まる一方では就業者数が減少を続け、30歳未満人口が11%と高齢化が深刻視されているのも現実です。そのような建設業界の中で同社の20代比率は70%台と高水準。業界でこんなに多くの若手を供給できる企業はありません。
採用人数も順調に増加しており中期的には5000人体制を目指しています。
若手で特に1年目は低コストなので需要も高く、かつ市場では若手が少ないという需給の関係から得られるスプレッドが大きくなります。結果的に利益率が上昇するという構造となっている点が強いです。
2016年9月期第1四半期の業績は、売上高が4.4%増の53億6200万円、経常利益が36.5%減の4億6300万円と増収減益で着となりました。減益要因は主に採用人数を増強させたことで増えた採用コストと、本社移転による地代上昇で、15/9月期第3四半期に行った価格戦略による影響が尾を引いていることです。
これで売上高総利益率は低下したものの、価格改定が進捗しており、再度30%台の回復が見込まれています。M&Aも計画し、海外事業も広げていくとしています。
有利子負債27億8600万円は、手元流動性102億5800万円で十分カバーできており実質無借金経営ですし自己資本比率は66.1%と財務内容も健全。
配当利回りが5%台と高い点は、マイナス金利導入下という低成長レジームの中では注目すべき点だと思います。
【夢真(2362)】
同社は建設業に特化した技術者派遣の会社です。
建設業界は、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック関連工事後も、首都圏を中心とした再開発ラッシュや老朽化したインフラ整備、リニア新幹線関連など、事業環境は良好です。
しかし、建設需要が高まる一方では就業者数が減少を続け、30歳未満人口が11%と高齢化が深刻視されているのも現実です。そのような建設業界の中で同社の20代比率は70%台と高水準。業界でこんなに多くの若手を供給できる企業はありません。
採用人数も順調に増加しており中期的には5000人体制を目指しています。
若手で特に1年目は低コストなので需要も高く、かつ市場では若手が少ないという需給の関係から得られるスプレッドが大きくなります。結果的に利益率が上昇するという構造となっている点が強いです。
2016年9月期第1四半期の業績は、売上高が4.4%増の53億6200万円、経常利益が36.5%減の4億6300万円と増収減益で着となりました。減益要因は主に採用人数を増強させたことで増えた採用コストと、本社移転による地代上昇で、15/9月期第3四半期に行った価格戦略による影響が尾を引いていることです。
これで売上高総利益率は低下したものの、価格改定が進捗しており、再度30%台の回復が見込まれています。M&Aも計画し、海外事業も広げていくとしています。
有利子負債27億8600万円は、手元流動性102億5800万円で十分カバーできており実質無借金経営ですし自己資本比率は66.1%と財務内容も健全。
配当利回りが5%台と高い点は、マイナス金利導入下という低成長レジームの中では注目すべき点だと思います。