800億円超のキャッシュを保有
■注目銘柄
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*2月24日追記
昨日更新された19日時点の信用残高は、売り残が約59万株減少した反面、買い残は103万株余り減少し、売りが買いを2か月ぶりに逆転しました。
信用買い残の整理は着実に進んでおり、需給環境は改善傾向にあります。きっかけ次第では株価は大きく跳ねそうな印象も…。
物色難や週末のＧ２０を控え、外部環境の影響を受けにくいバイオベンチャーなど新興株への物色がみられています。
ゲーム株にも短期資金が向かう可能性はありそうです。
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┗ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)
パズルＲＰＧ『パズル＆ドラゴンズ（パズドラ）』で急成長したゲーム会社。今年3月に退任する意向を示した孫泰蔵会長は、ソフトバンクグループの孫会長の弟でソフトバンクとは資本関係もあります。
ガンホーは売上の88％をパズドラに依存しており、ややいびつな収益構造とも言えます。大ヒットを続けていた同ゲームも開始からまもなく4年を迎えることから、売上の減速感が強まり、株価は低迷を続けています。
ただ、北米など海外での売上げの伸びは期待できるほか、今後投入を予定している中国市場でのヒットも期待したいところ。
そして何より、同社はパズドラの大ヒットで810億円ものキャッシュを抱えており、株主還元の強化が期待出来る点が魅力です。
16年12月期の業績予想を「未定」としているため増配は打ち出しづらいものの、ソフトバンクグループや会長を辞職する孫泰蔵氏から自社株を買い戻す可能性はあります。
同社は昨年4月にソフトバンクや孫泰蔵会長が保有する自社株を買い取っており、当時425円で公開買い付けを実施しました。
ソフトバンクが5,000億円を上限とする自社株買いを15日に表明しましたが、自社株買いの原資は「保有資産の売却」により調達するとしています。関係性が薄くなったガンホー株売却のために、ガンホー側が自社株買いに応じる可能性がありそうです。
小野山 功
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*2月24日追記
昨日更新された19日時点の信用残高は、売り残が約59万株減少した反面、買い残は103万株余り減少し、売りが買いを2か月ぶりに逆転しました。
信用買い残の整理は着実に進んでおり、需給環境は改善傾向にあります。きっかけ次第では株価は大きく跳ねそうな印象も…。
物色難や週末のＧ２０を控え、外部環境の影響を受けにくいバイオベンチャーなど新興株への物色がみられています。
ゲーム株にも短期資金が向かう可能性はありそうです。
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┗ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)
パズルＲＰＧ『パズル＆ドラゴンズ（パズドラ）』で急成長したゲーム会社。今年3月に退任する意向を示した孫泰蔵会長は、ソフトバンクグループの孫会長の弟でソフトバンクとは資本関係もあります。
ガンホーは売上の88％をパズドラに依存しており、ややいびつな収益構造とも言えます。大ヒットを続けていた同ゲームも開始からまもなく4年を迎えることから、売上の減速感が強まり、株価は低迷を続けています。
ただ、北米など海外での売上げの伸びは期待できるほか、今後投入を予定している中国市場でのヒットも期待したいところ。
そして何より、同社はパズドラの大ヒットで810億円ものキャッシュを抱えており、株主還元の強化が期待出来る点が魅力です。
16年12月期の業績予想を「未定」としているため増配は打ち出しづらいものの、ソフトバンクグループや会長を辞職する孫泰蔵氏から自社株を買い戻す可能性はあります。
同社は昨年4月にソフトバンクや孫泰蔵会長が保有する自社株を買い取っており、当時425円で公開買い付けを実施しました。
ソフトバンクが5,000億円を上限とする自社株買いを15日に表明しましたが、自社株買いの原資は「保有資産の売却」により調達するとしています。関係性が薄くなったガンホー株売却のために、ガンホー側が自社株買いに応じる可能性がありそうです。
小野山 功
