今日の半歩先読み
JR東、東北・上越改修に1兆円 日経新聞 総合１ ２面
JR東日本は、17日に2031～40年度に東北・上越新幹線の改修に1兆406億円を投じると正式発表したとの記事に注目です。2016～30年度に計3,600億円を積み立てるようです。この記事で注目されそうなのが、JR東日本が筆頭株主で鉄道工事に強みを持つ鉄建でしょう。しかし、工事自体がかなり先のスタートなので、当面の収益貢献は望み薄です。連想ゲームで考えると、今回の補修ではコンクリート橋の表面を樹脂で覆うなどの対策を計画しており、費用を圧縮できる技術の開発を進めていくとのことなので、建築物の補修・改修や補強に適した接着剤・シーリング材の開発・提供に止まらず、外壁補修、耐震補強、表面保護などにおいて独自の工法を開発しているボンドで有名なコニシに注目が集まる可能性があります。過去に建てられた建築物ストック、橋や道路、上下水道といった社会資本ストックをうまく補修・改修して、より長く利用できるように維持管理していく「ストックの延命」の時代になっており、コニシの技術力に中・長期的に注目が集まりそうです。
コニシ （4956）2,367円
鉄建建設 （1815）235円
東日本旅客鉄道 （9020）9,603円
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社や証券会社のアナリストとしての意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
JR東日本は、17日に2031～40年度に東北・上越新幹線の改修に1兆406億円を投じると正式発表したとの記事に注目です。2016～30年度に計3,600億円を積み立てるようです。この記事で注目されそうなのが、JR東日本が筆頭株主で鉄道工事に強みを持つ鉄建でしょう。しかし、工事自体がかなり先のスタートなので、当面の収益貢献は望み薄です。連想ゲームで考えると、今回の補修ではコンクリート橋の表面を樹脂で覆うなどの対策を計画しており、費用を圧縮できる技術の開発を進めていくとのことなので、建築物の補修・改修や補強に適した接着剤・シーリング材の開発・提供に止まらず、外壁補修、耐震補強、表面保護などにおいて独自の工法を開発しているボンドで有名なコニシに注目が集まる可能性があります。過去に建てられた建築物ストック、橋や道路、上下水道といった社会資本ストックをうまく補修・改修して、より長く利用できるように維持管理していく「ストックの延命」の時代になっており、コニシの技術力に中・長期的に注目が集まりそうです。
コニシ （4956）2,367円
鉄建建設 （1815）235円
東日本旅客鉄道 （9020）9,603円
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