トラスト・テックが後場下げ渋る、1対2株の株式分割と16年6月期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/02/12 13:11
 トラスト・テック<2154.T>が後場下げ渋る。午後0時30分ごろ、3月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。投資単位あたりの金額を引き下げることで、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることを目的としているという。効力発生日は4月1日。

 同時に、16年6月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の285億円から300億円(前期比44.1%増)へ、営業利益を23億円から25億円(同56.5%増)へ上方修正したことも好材料視されているようだ。技術系領域で人材ニーズが高く、同社に対する引き合いが強い状況で推移したことに加えて、昨年子会社化したフリーダムやトラィアル、テクノパワーから事業譲受したIT領域の事業部門などが順調に推移したことも寄与したという。

 なお、第2四半期累計(15年7~12月)決算は、売上高145億4500万円(前年同期比46.7%増)、営業利益11億700万円(同69.0%増)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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