明後日(12日)の東京株式市場見通し
明後日(12日)の東京株式市場は、反発展開となりそうだ。グローバル経済の先行きに対する不透明感が、世界株市場の重荷となっているが、東京市場では足もと需給先行で行き過ぎて売られている部分も強く、目先買い戻しの流れが形成される公算が大きい。
10日に日経平均は続急落となったが、1年3カ月ぶりの1万6000円割れはおろか、取引時間中に一時1万5500円を割り込む場面もあった。「12日のオプションSQを前にポジション整理の売りと、それを見込んだ仕掛け的な売りがシナジーをもたらせた」(国内準大手証券)との見方が出ていた。オーバーシュートして売られた分の買い戻しが後場終盤に観測され、日経平均は下げ幅を縮小した。その余韻が祝日をはさんだ12日の相場にも影響を及ぼす可能性がある。
日経平均は直近2日間で約1300円(7.6%)の下落をみせており、東証1部の騰落レシオは10日大引け現在で再び60%台を割り込んできた。外部環境は不利な材料ばかりが目につくが、それだけに弱気に傾いた市場は目先売りが枯れている印象も受ける。
10日に日経平均は続急落となったが、1年3カ月ぶりの1万6000円割れはおろか、取引時間中に一時1万5500円を割り込む場面もあった。「12日のオプションSQを前にポジション整理の売りと、それを見込んだ仕掛け的な売りがシナジーをもたらせた」(国内準大手証券)との見方が出ていた。オーバーシュートして売られた分の買い戻しが後場終盤に観測され、日経平均は下げ幅を縮小した。その余韻が祝日をはさんだ12日の相場にも影響を及ぼす可能性がある。
日経平均は直近2日間で約1300円(7.6%)の下落をみせており、東証1部の騰落レシオは10日大引け現在で再び60%台を割り込んできた。外部環境は不利な材料ばかりが目につくが、それだけに弱気に傾いた市場は目先売りが枯れている印象も受ける。