ＮＩＰＰＯが続伸、舗装道路の受注増加傾向と

　 ＮＩＰＰＯ<1881.T>が続伸。いちよし経済研究所は４日、同社株のレーティングの「Ａ」を継続するとともにフェアバリューを２７００円から２８００円に引き上げた。「道路整備にかかわる舗装工事に増加の兆しがある」とし中期利益予想を引き上げた。

　３日に発表された第３四半期（４～１２月）の業績は営業利益が２６６億円（前年同期比２３．４％増）だった。原油安でアスファルト合材の製造販売事業のマージンが拡大した。また、民間の舗装工事の受注が堅調に推移しており、舗装土木の受注高は１９６９億円（同１６．６％増）となっている。

　同経研では１６年３月期の連結営業利益を３９５億円と予想しており、会社計画（３６０億円）からの増額修正を予想。１７年３月期は同４２０億円を見込んでいる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）