東燃ゼネが続伸、前１２月期配当は３８円維持で高利回り評価も

　東燃ゼネラル石油＜5012.T＞は続伸。前週末の２９日取引終了後、１５年１２月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高は２兆６５００億円から２兆６２７９億円（前の期比２３．９％減）へ見直したほか、最終損益は２０億円から１億円（前の期は１３９億７５００万円の赤字）へ修正した。原油価格の急落により在庫評価損が発生したことが収益悪化要因となった。ただ、年間配当予想は前の期と同水準の３８円を維持する方針。

　業績は悪化したものの配当は前期と同水準で維持したことから、配当利回りは３．８％台と高水準にあり、株価の見直し要因となっている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）