【買い】㈱かんぽ生命保険(7181)PBRは0.87倍まで低下し割安。RSIは約20で「売られ過ぎ」水準、今後上昇に向かう可能性も。= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2016/02/01 08:34

■注目銘柄:【買い】㈱かんぽ生命保険(7181)

東京都千代田区霞が関に本社を置く、日本の生命保険会社。2006年設立。2015年11月4日に東京証券取引所第一部に上場した。

■㈱かんぽ生命保険の経営見通し

平成28年3月期(平成27年4月1日~平成28年3月31日)計画…

経常収益:9兆5,500億円(前年同期比△6.1%)
経常利益:3,500億円(同△29.0%)
当期純利益:840億円(同3.3%)

中間期における進捗率は58%と、順調だ。

■㈱かんぽ生命保険の経営成績

平成28年3月期第2四半期(平成27年4月1日~平成27年9月30日)における連結経営成績(累計)…

経常収益:4兆8,813億円
経常利益:2,188億円
中間純利益:485億円

■㈱かんぽ生命保険の経営の状況

中間純利益は前年同期比減となったものの、通期予想比では57.8%と順調に進捗。個人保険の新契約年換算保険料は、前年同期並み。そのうち民営化後の契約は5割を超える。
(出典:平成28年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)、2016年3月期中間決算の概要)

■㈱かんぽ生命保険の投資指標

予想PER:19.79倍
実績PBR:0.87倍
予想配当利回り:2.02%
※1月15日終値時点

PBR0.87倍なので、割安感がある。今後の値上がりを見込んで今買っておきたい。

■㈱かんぽ生命保険の直近のニュース

世界で新規株式公開(IPO)が縮小する傾向だ。2015年の資金調達額は2070億ドル(約24兆円)と前年に比べ23%減少し、3年ぶりに前年実績を下回った。米連邦準備理事会(FRB)の利上げをめぐる思惑や中国経済の減速にともなう金融市場の動揺が、企業の上場意欲に影を落とした。
中国の証券監督当局は株式市場の需給に与える影響を懸念し7月から約半年間にわたり中国本土でのIPOを停止。上場取引所別では香港取引所が11年以来のトップ。16年には「中国版ゆうちょ銀行」といわれる中国郵政貯蓄銀行も香港上場を計画している。
一方、ニューヨーク証券取引所「NYSE」での調達額は196億ドルで、14年の741億ドルから大幅減。なお、15年で最大のIPO案件は東京証券取引所の日本郵政グループ。郵政3社合計の調達額は約1兆4000億円に上った。
(出典:2016年1月15日、日本経済新聞)

■本記事のまとめ

株価は株価は短期的に下落が続いており、割安感が出ている。今後の上昇を見込んで今のうちに買っておきたい。

ぜひ、2月の投資を考える上で、同社に注目して頂きたい。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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