三機工が急反発、工事採算改善から利益増額含みでPBRにも割安感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/01/13 13:24
 三機工業<1961.T>が急反発、いったんは下回った26週移動平均線との下方カイ離を再び埋め、大勢上昇トレンド継続を印象づけている。

 三井系の総合設備大手でビル空調や産業空調設備など幅広く展開し、大型受注を背景に利益を大きく伸ばしている。受注環境の改善や労務費上昇などに対するコスト対策が功を奏し、不採算案件が減少している。会社側では16年3月期営業利益は従来予想を大幅に上乗せし、前期比倍増の60億円を見込んでいるが、これについてもアナリストの間では保守的と見る向きが多く、一段の上振れも視野に入る。

 株価指標面からも増額含みの業績を考慮してPER14倍台に割高感はなく、PBRは0.7倍台と解散価値を下回っていることから水準訂正余地が指摘されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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