タダノ PTO特需の先回り投資

[まはいさん]

10/1、タダノを 1,140円で 100株買付けました。

タダノ 20年チャート　↓ クリックで拡大

2003年からの山は、石原都知事の排ガス規制。
2012年からの山は、アベノミクス。
2017年からの山は、ドイツのディーゼル規制。
タダノの株価には、PTO特需が山として端的に現れます。
その一方で、谷を作るのがタダノの海外戦略です。この業界の宿命なのか、PTO特需が過ぎ去る度に海外子会社が倒産しました。
一昨年はドイツ子会社が２社も倒産して、昨年まで倒産処理のため株価の谷を形成しました。
昨年の谷で買付けを検討しましたが、ドイツ倒産法が労働者保護の傾向が強く、投資に二の足を踏んでいました。

PTO特需
Power Take Off 、トラックのエンジンから動力を取り出しで車載装備を動かす機構です。
日常生活で良く見掛ける、耳にするのは、ごみ回収車のプレスです。
排ガス規制などでトラックのエンジン機構が変わると、PTO特需が生まれます。

PTO特需は、同時に発生する様々な特需に隠れてしまい株式投資では話題に上がらないようです。そのため、相場が荒れないので安心して投資できます。

数年内に見込まれるPTO特需は、EVシフトに伴う特需なので、過去に例のない大規模になると見立てます。

カーゴクレーン

次のPTO特需で沢山売れることは確定事項です。
加えて、ユニックとの因縁の戦いに勝利する期待を、個人的に上乗せします。

投資方針
PTO特需だけ考えれば、新明和工業が手堅いです。
アベノミクスでのPTO特需の際に、私は、新明和工業に投資しました。
次回のPTO特需は、谷が深いタダノに賭けます。
PTO特需に関しては、仕手株なみの値動きをする某銘柄が有名ですが、私は新明和工業とタダノを投資対象としています。この銘柄選択は個人的な愛着です。

保有銘柄の状況2021.10.1 ↓ クリックで拡大


タダノは、リーマンショックの投資未回収を若干引き摺っています。
次回のPTO特需で挽回したいです。