まはいさんのブログ

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イオン 株主総会議案書チェック

国内市場からウォルマートを駆逐しましたが、何かが変です。

売上推移 ↓ クリックで拡大

ウォルマートは1月決算、イオンは2月決算です。また、1ドル109円で換算しています。

イオン赤字転落
ウォルマートは10%減益、イオンは赤字転落でした。
ウォルマートの減益理由は日本撤退の特別損失なので、コロナ禍でも利益確保できていました。
ウォルマートロックダウンの中で生活必需品しか取り扱えなかったにもかかわらず大幅な売上増加で利益を確保しました。
イオンの赤字転落は特売自粛で生活必需品の売上減少が主因です。
ウォルマートは日本から撤退しましたし、日本の消費者が特異な消費行動をしていると考えられます。
簡単に言うと、日本人は特売につられて要らないものまで買っており、日本の小売業者はそんな日本人の無駄遣いに頼った経営をしているようです。

株主総会議案
第1号議案 取締役選任
第2号議案 買収防止策

両議案に反対します。買収したいと考える外資は現れないと思いますが、経営者が保身に走り過ぎです。

保有銘柄の状況2021.4.30 ↓ クリックで拡大


イオンは株主優待目的で継続保有の方針です。
2件のコメントがあります
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    montontonさん
    2021/5/5 12:31

    株総は年に一回株主としての意見を表明する良いチャンスなので議決権を行使することは必要ですね。


    取締役選任への白紙委任は彼らから緊張感を奪うので避けるべきでしょうね。私自身は社外取締役に対して異議を申し立てたいと思っています。

    メイン銀行のみずほからの社外取締役招聘は独立性と利益相反の観点から不適切と考えています。基本的に役に立たないヤメ検の招聘も問題外と思います。公官庁トップから天下り的に社外取締役に就任するケースが増えています。実業に疎い人間を揃えて黙って賛成票と投じさせる魂胆でしょう。外国人社外取締役も日本に活動拠点を持たない人たちは社業の把握が出来ず役割を果たせないと思います。


    買収防衛策は時代遅れですね。今時これを導入している企業はよほど経営に自信のない経営者だけでしょう。買収防衛策は否決されるケースも散見されており、今回も反対票はかなり集まると思います。当然私も反対します。


    これ以外にも議題ではありませんが、株式報酬型ストックオープション制度にも反対です。バフェットも昔からこれには反対しています。取締役への無償株式付与は一般株主に比べて不公平であり、株価変動リスクは取締役も一般株主と共有させるべきと考えています。役員持ち株会を創設して一般株主と同様に市場で購入させれば株価下落の痛みも上昇の喜びも一般株主と共有できるでしょう。

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    まはいさん
    2021/5/5 13:47
    montonton さん コメントありがとうございます。

    いただいたコメント、全く同感です。

    私が一番許せないのは、コロナ禍を赤字転落の理由にして、反省や対策が無いことです。コロナ禍で食品流通業が赤字転落したのは日本だけです。
    イオンは、投資利益よりも株主優待を期待した投資先なので、私はあまり期待していません。そんな優待目的の株主が多くて経営者を安穏とさせるのかも知れません。
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