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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
3月23日 火曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、178円安の28995円で取引終了。
取引開始から15分ほどで300円を超える上げ幅になりますが、その後は右肩下がりになってしまい3日続落。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆8900億円、出来高は13億7129万株。
値上がり銘柄数は391、値下がり銘柄数は1748、変わらずは55銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
その他製品のみ上昇、他32業種は全て下落。
下落率の高い順
空運、海運、陸運、銀行、鉄鋼
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は45、値下がり銘柄数は176、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
日本取引所G 2.78%高
キヤノン 1.95%高
塩野義製薬 1.76%高
エムスリー 1.51%高
スズキ 1.50%高
下落率の高い順
川崎汽船 7.21%安
楽天 6.69%安
商船三井 5.82%安
三井E&Sホールディングス 5.47%安
ANAホールディングス 5.38%安
〇米国株による影響
ダウ平均 0.32%高(103ドル高)
ナスダック 1.23%高
S&P500指数 0.70%高
米国株の項で書いています通り、ダウ平均が底打ちと判断するのは時期尚早でもナスダックの大幅続伸と合わせた反発は好印象。この展開は日本株にプラス材料。
ハイテクと半導体にプラス材料
ハイテク比率の高いナスダックが1%を超える上昇で続伸。ダウ構成銘柄でも、アップルと半導体大手インテルが3%近い大幅高になっています。これは、日本のハイテクおよび半導体関連にプラス材料。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.26%高
ドイツ(DAX) 0.25%高
フランス(CAC) 0.49%安
フランスは続落ですが、イギリスとドイツは反発。前日の大幅安(米国株の前営業日下落を織込む下げ)から、売り圧力が減少。3市場でみると高安まちまちですが、大幅安が続かなかったところは日本株に少しプラス材料。
〇ドル円相場による影響
1ドル108円後半で前日と大きく変わらず、株式相場への影響は限定的。
〇押し目買い
前日までの2営業日で1000円を超える下落になっています。ここで欧米株が大幅安になれば日本株も一段安を覚悟しなければならないところ、米国株は良い展開に。これを受けて、日本株にも押し目買いが先行。また、大きな節目となる29000円(前日終値から174円)に近づいていることも、押し目買いを誘う要因。取引開始から15分ほどで300円を超える上げ幅になりました。
〇全体へ売りが波及
300円を超える上げ幅になった後は勢い続かず右肩下がり。値を消す銘柄が続出し、東証1部全体では8割の銘柄が下落しました。業種別でも33業種のうち32業種が下落する全面安。
前週の日銀金融政策決定会合で、ETFの買い入れ対象を日経平均連動型からTOPIX連動型へ変更。
日経平均の下支え要因が弱まるとの思惑から、前日は採用銘柄の多くが下落。ファーストリテイリングなど寄与度の大きな銘柄が大幅安になったこともあり、日経平均の下げ幅も617円安と大きなものに。一方、東証1部全体では半分ほどしか下げておらず底固い印象もありました。
本日の日経平均は178円安となり、前日と比べて下げ幅は少さくなりましたが、採用銘柄および東証1部全体が共に8割ほど下落する全面安となりました。