瓜生 憲さんのブログ
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インターネットは誰のものか?
残暑が厳しい・・・。ところで、残暑というのは、いつから残暑?
ネットで検索してみると、「立秋」(8月8日)以降は「秋」らしく、秋にも暑さが残っているので、「残暑」となるらしい・・・。
昔のことは良く分かりませんが、こんな夏のど真ん中に思える時期を「秋」と呼んでいた昔の人たちの心の広さを感じてしまいます。
最近は、検索エンジンの発達と、ネットコンテンツの拡充で、大概のことは、10秒以内に答えが見つかります。
そんな便利なネットは、誰のものか?
そんな素朴な疑問について書いてある『インターネットは誰のものか?~崩れ始めたネット界の秩序』という本を見つけました。
一応、ネット事業を営んでいる僕としては、非常に興味深い内容です。
著者を見ると・・・「お!」
著者は知り合いの方でした。
総務省総合通信基盤局料金サービス課長の谷脇康彦さん。
何度か、いろんなところでご一緒させていただいている非常に聡明で、且つ面白い方です。
その面白さは、彼のブログ「たにわき日記2」(注1)を見ていただけると分かると思います。
注1:http://diary.jp.aol.com/t9amh5v/
ちなみにアマゾンで見つけた著者谷脇さんからのコメントは、「グーグル、YouTube、スカイプ。ここ10年で急速に普及したインターネットを利用したサービスは、多彩で身近になりました。しかし、ネット上を大量のデータが流れるようになるにつれ、ネット混雑が急速に進んでいます。ネット混雑が進むと、みんなの通信を処理し切れなくなって、「ブロードバンド化のせいで通信速度が遅くなる」という皮肉なことも起こりかねません。それでは、ネット混雑解消のためのコストを誰が負担すれば公平なのか?インターネットはこれまでどおり自由に利用できるのか?本著ではインターネットの仕組み、ネット混雑が起きている原因、ネット混雑が進んだ場合の最悪のシナリオ、そしてそれに対する処方箋について、技術の知識がなくても理解しやすいように解説しました。インターネットの最前線「ネットワークの中立性」を巡る議論の入門書として、ビジネスマン、学生の皆さんをはじめ、広くインターネット利用者の方々にお読みいただき、一緒にこの問題を考えてみてほしいと思います。インターネットはみんなのものなのですから。」というもの。
前作の『融合するネットワーク ~インターネット大国・アメリカは蘇るか~』(かんき出版)では、アメリカの通信事情と、その基盤となる同国の情報通信政策が分かりやすく解説されていました。
特に情報通信基盤をレイヤーごと(コンテンツ・アプリケーション、プラットフォーム、通信サービス、物理網)に分け、それぞれの意味合いと規制の考え方について整理されている点が素敵だと思います。
ちなみに今回もこのレイヤー議論は端末を追加し、5レイヤーで再登場です。ざっと見る限り、「規制寄り」であった前作に比べて「サービス寄り」となっているので、きっと読みやすいと思います。
僕の生活は、ネットとTVの接触時間が逆転しており、既に中国と同様(日本はまだTVのほうが長い)にネットが僕にとっての主たるメディアとなっていることからも、何となく他所事ではないテーマです。
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ネット利用ですが、主として映像や音楽をダウンロードや配信する一部ユーザーが、インターネットの利用を占有しているって、時々話題になりまつ♪
全国一律や全てのユーザーに定額で月間利用料を設定して、キャリアはそれで採算がとれるように営業しているわけですが、そのような大量の情報利用をする、極一部の人のために多くの契約者が負担をしいられてるのは、不公平なんで、大量利用者の利用料を高くシロってな記事を思い出しまつた。はい
シェア拡大し切磋琢磨したうえで、営利を追求し発展していくのが企業としての原則カモシカなんで、公平感って難しいっすね♪
ドコモの50%値引き戦略に、イマまで付き合ってきたユーザーとして、『新規の人と値引き率一緒かよ!』っと、恩恵がとても軽微になった感があり、キャリア変更を検討中の郷吉ですたぁ~~♪ではでは