まはいさんのブログ
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北海道IR 誘致申請見送り
鈴木知事の一声で、苫小牧IR誘致が見送りとなりました。
寝耳に水の白紙撤回と思いましたが、カジノの化けの皮が剥がれた後となっては、若い知事の英断に感服するところです。
海外カジノ資本
苫小牧IR誘致見送りで大騒ぎ始めたのは、アメリカ3社、カナダ1グループ、合わせて4つのカジノ資本でした。彼らは相当に資本投下済みだったと判明しました。始まってもいない苫小牧IRで海外カジノ資本は巨額の損失を訴えています。
候補地を買い占めたのは森トラストと思っていましたが、裏ではカナダの資本が入っていました。ここまで分かると、IR誘致派は相当な袖の下を掴まされていたと勘繰りたくなります。
廃墟リゾート
冷静になってみると、北海道は廃墟リゾートだらけです。連戦連敗の北海道のリゾート誘致が、IRなら成功すると考えるほうが無理があります。
鈴木知事は、夕張市長だっただけに、夕張のリゾート廃墟を清算しながらそう思っていたのでしょう。
コクドを筆頭に、幾つもの内地資本がリゾートを乱開発して、廃墟と失業者を残して去りました。地元に需要が無いのに道外の需要に頼っていると、不景気になると簡単に廃れてしまいます。
鈴木知事
私より一回り若いのですが、IR推進派を論破してしまいました。たいした政治家です。
たいていの政治家は自分の在任期間より先は考えないのですが、鈴木知事は子供の世代まで考えています。誰もIRの10年先すら考えていなかったので、鈴木知事の正論に完膚なきまでに論破されてしまいました。みんな目先の建築需要に目が眩んでいました。
IRについては、せいぜい5年先くらいまでしか考えずに賛成していた自分を恥じます。鈴木知事には恐れ入ります。
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これは良い事ですね。
鈴木さんを応援したいです。
ギャンブルで地域振興という発想自体がどうかと思います。
ギャンブルで身を滅ぼした人が続出しているし、ギャンブル資金がマネロンで地下に潜っている現状を放置して新たなギャンブルを振興する必要があるのかなと感じます。日本はすでにギャンブル大国だと思います。