おかしな動きで一時的に年初来高値更新した後、上げ幅縮小

情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
http://homepage777.life.coocan.jp/

勉強できる私の買い付け
http://33masa.blog81.fc2.com/

ツイッタ―
https://twitter.com/mm333m

株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。

11月26日 火曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、80円高の23373円で取引終了。
欧米株と円安を受けて買い先行。米中貿易協議絡みの報道で300円を超える上げ幅になりますが、すぐに売り込まれて138円高で前引け。後場は23400円付近でほとんど動かないまま、80円高の23373円で取引終了。

〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆1584億円、出来高は16億2299万株。
MSCIによる株価指数の銘柄入れ替えで、大引け直前に売買が膨らみました。
値上がり銘柄数は852、値下がり銘柄数は1199、変わらずは104銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
14業種が上昇、19業種が下落
上昇率の高い順
電気機器、精密機器、ゴム、保険、鉄鋼

下落率の高い順
鉱業、食料品、建設、金属、空運

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は104、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
太陽誘電 3.66%高、TDK 3.65%高、アドバンテスト 3.63%高、東京エレクトロン 2.73%高、ソニー 2.73%高

下落率の高い順
昭和電工 6.00%安、清水建設 3.94%安、アサヒグループHD 2.99%安、IHI 2.76%安、大成建設 2.64%安

〇米国株の大幅高が買い材料
ダウ平均は0.68%高(190ドル高)、ナスダックは1.32%高、S&P500指数は0.75%高。3指数揃って大きく上昇、そして過去最高値を更新。これは大きな買い材料。

〇半導体関連株に大きな買い材料
米国株の項で書いています通り、半導体関連株が大幅高になっています。
ダウ構成銘柄ではインテルが上昇率2位。他、マイクロン・テクノロジー 3.60%高、AMD 1.63%高、エヌビディア 4.89%高、テキサス・インスツルメンツ 1.71%高、クアルコム 0.47%高、フィラデルフィア半導体指数 2.43%高。

これが日本の半導体関連株に大きな買い材料となりました。
上昇率上位には、半導体関連株がズラリと並んでいます。

〇アップル関連株と機械株に買い材料
アップルと建設機械大手のキャタピラーが大きく上昇しています。
これを受けて、日本のアップル関連株と機械株も買われると考えていました。

〇化学に買い材料
素材化学の「ダウ」が上昇率3位。
これを受けて、化学に連想買いが入るかも・・・と考えていました。少しの期待ですが。

〇欧州株の上昇も買い材料
ドイツ(DAX)0.63%高、フランス(CAC)0.54%高、イギリス(FTSE)0.95%高。
他、ほぼ全面高で、こちらも大きな買い材料。

〇円安も買い材料
ドル円相場が1ドル108円後半で推移しています。
前日比で少しの円安ですが、109円台への可能性が高まっています。

〇輸出関連株に大きな買い材料
米国株では主力の外需が軒並み大幅高、そして円安。
これは、日本の輸出関連株に大きな買い材料。

〇おかしな動きで一時的に年初来高値更新
大口売りが出ず上昇に弾みがつけば、年初来高値を更新する可能性があると考えていました。

10時45分に、米中貿易絡みの報道で大口買いが連発すると、年初来高値を更新する316円高の23608円まで買われるところがありました。しかし、早々に売り込まれてしまい、報道前の水準まで割り込み138円高で前引け。後場は更に上げ幅縮小。

報道では、米中貿易協議における第一段階について、対話を続けることで合意したと・・・
「合意」という文字にAIが買いを連発させた可能性あり。言葉は悪いですが単純です。

これまでの(米中貿易絡みの)流れでいけば、大切なのは「本当の合意」であり「対話を続けることでの合意」では意味がありません。人なら分かることですが、単純に反応するAIには理解できず・・・とは少し言い過ぎかもしれませんが。

おかしな動きで上昇に弾みがつき年初来高値を更新しましたが、その後は急落して上げ幅縮小。これを違う視点からみると、売りの強さも見え隠れ。

続きは「素人投資家の株日記」で ↓
http://3masa.blog76.fc2.com/
投資歴20年のmasaさんのブログ一覧