パラちゃんさんのブログ

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「イールドカーブ」については、長文でも「重要」かも・・・?

こんばんわ!  



多くの投資家さんは、既に解っている内容かと思いますが、

今夜のブログは「イールドカーブ」について書きまーす!  

アハハハ



先ずは「イールドカーブ」とは、何かですが・・・ 



イールドカーブとは、長短金利の格差(ギャップ)を1本の

曲線(カーブ)で表したグラフなんです。国債を発行してい

るすべての国には債券市場があり、イールドカーブの算出が

出来るんです。支払条件が同じで、期間の短い金利から順に

グラフにプロットしています。  

 

世界経済に対する米国の重要性を考えると、最も注目に値す

るのは、米国のイールドカーブとなります。  


イールドカーブを用いて投資判断を行う際に、最も重要とな

るのは、その傾きを分析することです。多くの機関投資家は、

この傾きの種類とパターンをチェックして、経済の先行きに

ついての予測を行います。


又、米国債のイールドカーブは、世界経済のトレンドを反映

する役割を果たします。このため、最も頻繁に投資家の間で

確認されています。投資家が経済の見通しについて、強気の

見通しを持つ場合は、株式やコモディティなど比較的リスク

の高い資産の保有額を増やし、キャピタルゲインとインカム

ゲインの比率が低い長期国債の保有額を減らします。

その結果、長期国債の利回りが上昇します

(債券価格と利回りは逆方の関係にあります)。


イールドカーブのコンセプトは、経済の先行き(拡大/後退)

を把握することにあります。

イールドカーブには以下の3種類があります。

1、順イールドカーブ

  長期債券の金利は短期債券のそれよりも高くなります。

  なぜか?それはインフレなど長期間にわたる債券保有

  のリスクが短期債よりも高いためです。このため投資

  家は長期債投資に対してより高い利回りを要求します。

  順イールドカーブは、経済の拡大期に発生します。

2、逆イールドカーブ

  短期債券の利回りの方が高くなります。

  なぜか? それは投資家が近い将来の見通しについて

  懸念しているためです。このため投資家は短期債券の

  投資に対してより高い利益を要求します。長期金利の

  低下は経済成長の鈍化を意味し、逆イールドカーブ

  (長短金利差の逆転)は、景気後退が近いことを示唆

  するシグナルと考えられています。

3、フラットイールドカーブ

  短期と長期の利回りが同じレベルになります。この形

  状は、経済が成長から不況へ、または不況から成長へ

  向かう移行時期にあることを示しています。

  前者の場合は短期利回りが上昇し、長期利回りが下降

  する局面で発生します。

  一方、後者の場合はその逆のケースになります。



次にイールドカーブの示唆する事ですが・・・

 

  米国経済、そして同国の債券市場は世界最大の規模を

  誇ります。通常、米国経済の動向が他国の経済動向に

  大きな影響を与えます。

  このため米国債のイールドカーブは、世界中の投資家

  から注目されます。

  米国の「イールドカーブのフラット化」は、債券市場

  において、景気が後退局面に向かう可能性を示唆して

  いると市場で捉えられます。

  又、米国では過去40年間において逆イールドカーブは

  米国の景気後退の前に発生しています。

  このため、経済予測の有効な指標のひとつとして多く

  の投資家が注目しています。

  イールドカーブは遅くとも、景気後退の1年前に逆転

  する傾向が見られます。信号機で例えるならば・・・

  イールドカーブの逆転が起きた時点ですぐに「赤」が

  点滅するのではなく、「黄色」が点滅する警告信号と

  なります。

  イールドカーブの逆転は、景気後退や下げ相場(又は

  おそらくその両方)が間近に迫っている兆候であると

  いうのが、市場関係者の共通認識となっています。

  しかし実際のデータでは、イールドカーブのフラット

  化の間に、S&P 500は平均6.6%の利益を得ています。

 

  このため、逆イールドカーブが相場の急落局面の兆候

  であると言い切ることは出来ませんが、大きな示唆と

  言えますよねぇ~


  


  3種類のイールドカーブに加えて、イールドカーブ

  には、以下の4種類の異なるパターンがあります。

 

1、ベアスティープニング – 長期金利が上昇し、イールド

  カーブがスティープ化します

  (右肩あがり曲線 / 傾きが急になる)

2、ベアフラットニング – 短期金利が上昇し、イールド

  カーブがフラット化します

3、ブルスティープニング – 長期金利が下降し、イールド

  カーブがスティープ化します

  (右肩下がりの曲線 / 傾きが急になる)

4、ブルフラットニング – 長期金利が下降し、イールド

  カーブがフラット化します


  以上の内容から

 「大手資産運用会社の調査では、ベアスティープニングは、

  長期金利の上昇と成長の拡大期に発生する為、株式市場

  にとって最も良好な相場環境にあると指摘されています。

  実際、米国の主要株価指数であるS&P 500の半年間平均

  の利益率は10.9%となっています。

  一方、ブルスティープニングが発生する局面では、連邦

  準備銀行(FED)が景気後退に対処するため、金融緩和

  政策を実施します。経済成長に対する懸念が払拭される

  まで、株式市場にとっては厳しい局面になります。

  実際、S&P 500の半年間平均の利益率は-5.5%と、殆ど

  の業種(セクター)で利益が落ち込んでいます。

  この期間では、景気のサイクルとの相関関係が、低いと

  されるセクター(医薬品、生活必需品、公益事業など)

  のみが半年平均でプラスの利益を出しています。

  イールドカーブのみをもって「今後も強気相場が続くの

  か、それとも弱気相場へと転じるのか?」ということを

  正確に予測することは困難です。しかし、全体的に経済

  がどの方向(拡大/後退)に向かっているのかを確認する

  手法としては、多くの投資家が用いています。」  

 

  


と言う事ですよ!  


  これが、現在の海外勢を中心として、相場へ向きあって

  いる海外機関投資家達の、先々を読み、相場へと参加を

  して「投資運用益」の争奪戦を、繰り広げている機関投

  資家の常識でぇーす!  

 

長文になりましたが「イールドカーブの重要性」を知らない

投資家の方々には、ご参考になるかと思いまーす!  


 


 これからも、楽しく投資スキルのUPに努めて、素敵な

 投資家人生を「共に豊かに歩みたい」ものですよねぇ~  

 アハハハ!

 


 アハハハ!!

 

1件のコメントがあります
  • イメージ
    パラちゃんさん
    2019/11/21 20:07

    来週は相場を休むので「MY主力投資銘柄」には、

    保有株の防衛体制が基本の私ですが、明日の相場

    対応も、基本的には現在のポジション(防衛体制)

    をキープですが、デイトレでは「買い」の対応で

    楽しく望みまーす!  

    アハハハ



    又、本日と同じく「サブ投資銘柄」のデイトレも、

    実施するつもりですが・・・ 

    サブ投資の銘柄は、本日の売りを基本に売買した

    銘柄ではありません。  

     

    つまり、明日の相場対応も、売りでは無くて・・・

    買いを基本の「デイトレ」を考えていまーす!  


    明日だけの売買なので、みんかぶ予想にピックスを

    入れてはいませんが、気が向けば、ピックスを入れ

    るかもねぇ~・・・? 

    アハハハ!

     


    それでは、今夜も、乾杯!   

    アハハハ!!



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