投資歴20年のmasaさんのブログ

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米国株は経済指標の悪化と需給関係の悪化で暴落

情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
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勉強できる私の買い付け
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。

10月3日 木曜日

米国株について
ダウ平均は494ドル安の26078ドルで取引終了。
経済指標の悪化と需給関係の悪化で暴落。窓を空ける急落で寄り付いた後も下げ止まらず右肩下がり。午後の安値では599ドル安の25974ドルまで下げ幅拡大させました。その後は買い戻されるも上値は重く、494ドル安で取引終了。

〇主要3指数の動向
ダウ平均は1.86%安、ナスダックは1.56%安、S&P500指数は1.79%安。
3指数揃って暴落。

〇S&P500指数の業種別動向
上昇した業種はありません。11業種全てが下落しました。
下落率の高い順
エネルギー、金融、情報技術、資本財、素材、生活必需品、一般消費財

〇ダウ構成銘柄の動向
ジョンソン&ジョンソンのみ上昇、29銘柄が下落しました。
下落率の高い順
ウォルグリーン 3.42%安、アメリカン・エキスプレス 3.29%安、シェブロン 3.21%安、コカ・コーラ 2.87%安、インテル 2.70%安

〇経済指標
9月のADP雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万8000人増。
市場予想を下回り、8月分も19万5000人増から15万7000人増に大幅下方修正。

前日に発表されたISM指数の悪化と相まって、大きな売り材料になりました。

〇需給関係の悪化
前日に書いていました需給関係の悪化が大きく影響したと考えています。

・ボックス相場下放れ
直近は26800ドルから27000ドルの間で推移するボックス相場になっていました。9月上旬の短期暴騰後、過熱感を和らげる(売りを吸収する)良い展開でしたが、前日に下限となる26800ドルを下抜けました。

下限は下値抵抗となりますが、下抜けたことで今度はボックス相場の水準が上値の壁(売買が増えている為、戻り売りが出てくる)として警戒され、前日と同じく売りが売りを呼ぶ展開になったと考えています。

・移動平均線を下抜ける
前日は下値抵抗になっていた25日線と75日線を下抜け、今度は2本の線が上値抵抗に。これを嫌気した売りが出ると同時に、取引開始直後に100日線も下抜けたことで売りに拍車がかかったと考えています。

〇ゴールデンクロスがダマシに
株式投資を勉強する時に、早い段階で学ぶのがゴールデンクロスだと思います。

短期線が長期線を上抜けることをゴールデンクロスと言います。株価が上昇するシグナルとして注目されますが、今回はダマシになりました。
これを頼りに買い付けていた場合、800ドルほどの暴落に巻き込まれてることになります。

余談ですが
私が投資を始めた頃(30年近く前)は、日経新聞の株価欄75日分から計算し、ゴールデンクロスやデッドクロスを自分で書いていました。凄まじく時間を要する為、追いかけられる銘柄は5銘柄程度だったと思います。当時はそれで普通だと思えましたが、今やるとなればゾッとします。

〇梯子を外される
高値付近もしくはボックス相場の水準で買い付けていた場合、僅か2営業日で1000ドルほどの暴落に巻き込まれることになります。まさに、「梯子を外される」です。

私は米国株を売買していませんが、高いところでは買いません。
上昇し続けると強気になるのが普通の心理。でも、私は「かなり上昇すれば」弱気になって保有株を手放します。これで、数えきれないほど助かっていますし、この「逃げ、手仕舞い」が勝率アップにつながっていることは間違いありません。

続きは「素人投資家の株日記」で ↓
http://3masa.blog76.fc2.com/
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