まはいさんのブログ
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ソフトバンク 第1四半期決算
結論として、ソフトバンクへ投資を決めました。
ソフトバンクグループへの投資が味気なくなり、株式投資する意義を考えていたところです。その中で、ソフトバンクへの投資は私なりの結論です。
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ソフトバンクグループでは全く語られなくなった具体的な"価値創造"ビジョンが、ソフトバンクでは語られています。
情報革命で人々を幸せに
長年ソフトバンクのプレゼンの締め括りの言葉です。ソフトバンクグループでは失われた標語です。
前進あるのみ
ソフトバンクグループでは”情報革命で人々を幸せに”と言わなくなりました。単なる標語かも知れませんが、私からソフトバンクグループへの興味を失せさせた何かが凝縮されていると感じます。
17年前ソフトバンクへ投資した理由
まだインターネットが普及していなかった頃、道端でADSLモデムを無料配布しているソフトバンクに興味を持ちました。
ADSLモデムを無料配布していた頃のソフトバンクは、戦時を除く日本企業の赤字記録を更新中でした。
しかし、”必ずインターネット社会が来る”と言う孫社長の大風呂敷に乗って投資することにしました。
同時期にライブドアにも投資していたので、当時の私に”先見の明”が有ったかは疑わしいところです。
ソフトバンクグループ 20年チャート ↓ クリックで拡大
2002年8月14日、1,182円で100株を買付け投資開始しました。今日までの株式分割を遡及すると、197円で600株を買付けて投資開始したことになります。
結果的に、当初の買付単価から30倍まで株価上昇しました。
企業が成長したことに伴う株価上昇の側面も有ります。一方で、倒産ギリギリの赤字企業だった頃の株価が安かったから、その反動という側面も株価上昇の大半と考えています。
投資方針
株式投資の第一の目的は利殖です。
そのうえで、長期ビジョンを共有できる企業への投資でなければ、僅かな利益で満足して大きな利益を取りこぼします。
さて、ソフトバンクグループに投資しているので、間接的にソフトバンクに投資しています。そういう積りでいました。
しかし、ソフトバンクグループが投資会社に変質した状況で、私が長期ビジョンに共鳴して投資していたのはソフトバンクだったと思えるようになりました。
そう考えると、ソフトバンクグループから得た投資利益は全くの望外でした。運が良かっただけです。そして、今となってはソフトバンクグループに興味を持てません。
長らく私が投資していたのはソフトバンクだったと思えるので、ソフトバンクグループからソフトバンクへ少しずつ資金を移すことにします。
保有銘柄の状況2019.8.9 ↓ クリックで拡大
ソフトバンクグループから1,041万円余りの現金を得ています。そのことには感謝しています。
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関連銘柄:
ソフトバンク(9434) ソフトバンクグループ(9984) -
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2件のコメントがあります
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timeさん2019/8/12 22:56こんばんは「株式投資の第一の目的は利殖」私もその通りと思います自分自身のビジョンで展開できる投資もあると私は思っています。投資というより事業なのかもしれませんが、自分が事業と思っていても世間では投資と括られるものです。わずかな利益かもしれないけれど、継続と微力が力になると確信できる投資もあると思います株式投資は会社のビジョンに一票を投じることができるんだと あらためて思いました(はっとさせられました)さて、消費者の側面から見て、jhoneからボーダフォン、そしてソフトバンクと使っているものが勝手に変わっていった、という感じです。メールアドレスは@ボーダフォン××ですjphoneの前はピッチでしたが、会社の名前はもはや思い出せませんソフトバンクである必然性はなく、長期ビジョンが反映されている消費者サービスという感覚がないなと思いました。この業界自体がどうなっているのか、とんと分かりません11月までに別の会社に乗り換えようと考えているところです今現在、まだ普及していない(技術や産業)し、赤字だが、道端で人々に無料配布して訴求しているような会社 というのが、自分には分かりません日本の国柄とか制度などもあって受け入れられなかった企業もあるのは常かと思いますが、30倍企業を見出したことは、本当に素晴らしいと思います。マネワの会員さんで、自分は投資はもはやできないので、孫さんに賭ける(任せると決めた)とおっしゃっていた方もいました。その方の投資金額は半端ではなかったと記憶しています、いわゆるオクリビトになられたのだろうと思いますが、現状は知りませんまはいさんは、そういう会社を見つけるひとだと思っています何やら生意気な感じの感想コメントになってしまったようにも思って、投稿を迷っていますが、思い切って、投稿してしまいます
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まはいさん2019/8/13 00:13time さん コメントありがとうございます。「微力が力になる」とおっしゃいますが、その通りと考えます。自分の財力に影響のない範囲での投資でなければ長続きし増しません。このことは、何度も痛い目に遭って覚えました。投資に当たっては、投資先の分析より、自己の財産分析のほうが大切と考えています。そうすると、残念ながら微力しか行使できません。短期投資と長期投資と、どちらが投資効率が良いか、確率論的には同じです。しかし、売買手数料と証券課税を加味すると、絶対に長期投資が有利となります。長期投資するには、まず無理のない投資額であることが重要ですが、途中で気迷いしないことも大切です。そのため、長期ビジョンは大切と考えています。〓SoftBankの経営方針ですが、NTTドコモとKDDIとは全く異なります。〓SoftBankは、他の2社と違って通信料を収益の柱にしていません。この第1四半期は総務省の指導で通信料が下がり、NTTドコモとKDDIは減益でしたが、〓SoftBankは増益だったことはその証左です。〓SoftBankは、NTTドコモとKDDIのユーザからもYahoo!等で収益を上げています。また、〓SoftBankは、法人向けサービスでGoogle代理店となっており、NTTドコモとKDDIの法人ユーザからも収益を上げています。10年単位の将来では、〓SoftBankと楽天Mobileの戦いになるかなと思っています。> 今現在、まだ普及していない(技術や産業)し、赤字だが、道端で人々に無料配布して訴求しているような会社昨年は、ZOZOがZOZOSUITを無料配布して赤字を垂れ流していました。久しぶりに”Yahoo!BBパラソル隊”を見た気がしてZOZOに投資しましたが、ZOZOSUITは失敗が濃厚です。数年前は楽天がkoboを無料配布して赤字を垂れ流していましたが、それも失敗でした。こちらは、koboに興味が湧かなかったので投資しませんでした。結果的に投資しなくて良かったです。> まはいさんは、そういう会社を見つけるひとだと思っていますそれは違います。私の過去の投資先で、最初の買付単価から30倍になった銘柄はソフトバンクだけではありません。ただ、残念なことに、そんな金の卵のような銘柄の多くを株価上昇の初動で売却してしまいました。ソフトバンクは、たまたま気に入った銘柄だったので、大きな利益を取るまで引っ張っただけです。私が最初の買付単価から30倍になるまで持っていた銘柄は、ソフトバンクの他にツルハドラッグとニトリが有ります。ツルハドラッグとニトリは、地元企業というだけで投資して、特に期待もせず、売却するのも近所付き合いが悪いので長期保有しました。そんな何も考えなかった投資先のツルハドラッグとニトリが、考え抜いて悩み抜いた多くの投資先が足元にも及ばない投資成績です。結局、幸運な巡り合わせを感謝するだけです。ほとんどの会社は、地道に成績を上げようと頑張っています。その努力の結果に優劣をつけるのは、お客様であって株主ではありません。そんな企業を、継続と微力で応援するのが一番と思います。
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