TOPIX -4 @1,532
日経平均 -61円 @20,943円
米中貿易摩擦の長期化が世界経済を下押しするとの懸念が高まり、昨日の米国株式相場は大幅続落した。これを受けて東京市場でも株価は売りが先行した。日経平均は一時190円超下げる場面があった。直近で軟調が続いた業種が買われ、反対に、景気に変動に業種が左右されにくいとされるディフェンシブ銘柄が売られた。景気敏感株を売り尽くし、さらにディフェンシブ銘柄まで売りが出てきたということは、売りが一巡したことになるか?下値では買いが優勢となり、下げ幅を縮小した。日経平均は終値で21,000円を割り込んだが、これは3月25日以来、2か月ぶりである。
日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線の傾きはやや下向きとなった。株価は続落したが、下ひげを引いた陽線で終えており、下げ渋りを示した。
33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、保険)(3位)、海運(4位)、非鉄金属(5位)となった。