総務省は、昨年12月に発生したソフトバンクの大規模な通信障害を受け、NTTドコモとKDDI(au)に通信設備の緊急点検を要請したそうです。
障害の原因となったソフトウエアの信頼性を中心に検証し、防止策などを確認するもので、個社の通信障害に対して業界全体に対応を求めるのは異例とのことです。
石田真敏総務相が本日の閣議後の記者会見で公表し、総務省は2社に対し、2月上旬までに調査結果を報告するよう求めたそうです。
石田総務相は「国民が安心して通信を利用できる環境の確保に努めたい」と述べ、有識者会議でソフトウエアの基準を見直すなどの対応を検討する考えも示したそうです。
ソフトバンクの通信障害は昨年12月6日午後1時39分に発生し、午後6時4分までの約4時間半にわたり、ソフトバンクや格安ブランド「ワイモバイル」などの約3060万回線に影響が出たそうです。
障害の原因はスウェーデン通信機器大手エリクソン製の交換機のソフトウエア異常で、ソフトバンクはバックアップ設備の増強やソフトの更新などを盛り込んだ再発防止策を示しているそうです。
総務省は電気通信事業法上の「重大事故」と認定し、ソフトバンクに2月末までに再発防止策を報告するとともに、業界全体で事故の詳細情報を共有するよう求めているそうです。
私自身は特に影響はありませんでしたが、こういった障害は二度と起こしてほしくないですね。
9434:1,420円、 9984:8,172円、 9437:2,602.5円、 9433:2,703円