堅実さんのブログ
ラデッキー行進曲 31年1月10日(木)14時57分
ラデッキー行進曲 ヨハンシュトラウス
https://www.youtube.com/watch?v=YWNRIkGhbos
新春、恒例のウイーンフィルの、新春コンサートを録画で、5回に分けて見た。宮廷音楽が中心で、舞踏会で踊る、3拍子のワルツが中心。全く、聞いたことの無い、曲が殆どで、知っていたのは、美しき青きドナウと、このラデッキー行進曲だけだった。
考えてみれば、ただ聞くだけの曲ではなく、ダンス用の音楽なので、聞いても、さほど、面白くないのだと思う。平たく言えば、曲そのものよりも、ダンスを踊る曲なので、言い方が悪いが、踊れればよいという曲なのだろう。ダンスなので、踊れば疲れる。そこで、1曲が5分くらいと、短くなっている。
おそらく、その、昔のダンス会場では、男と女のストーリーが、あちこちにあったと思う。あるいは、舞踏会とは、名ばかりで、権力闘争、自由恋愛なども、数多く有ったと思う。こういう風に、背景を考えないと、ダンス音楽は、理解しにくい。
今年の会場には、幾組かの日本人らしき人が、目に入った。正装をしていて、女の人は着物姿だった。余程、金持ちか、こういうのが、好きな人であろうか。あるいは、つまらないが、一生に一度は、新年に、行ってみたいところだろうか。
演奏と、その演奏に合わせた、数組の男女のダンスがあった。講堂は、かつては王室の舞踏会で使われていたらしい。
壁には、乳を出した女の像が、あった。よく、ヨーロッパでは、乳をむき出しにした像があるが、これは、女神の像だと、言えば体裁は良いが、本音は、女性の裸を見るのが好きで、嘘で取り繕って、これは女神だといえば、もっともらしくもなる。しかし、何となく嘘っぽい。
新春恒例の、最後は、ラデッキー行進曲で締めくくった。
考えてみれば、この齢になっても、まだ自己啓発をおこなっている。
仕事もなく、出世とか名誉ではなく、ただ、もうすこし、いろいろ知りたいという思いで、聞いてみただけだ。
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