https://www.youtube.com/watch?v=Oixr3dsLyzU
1月4日(金)関東地方の放送局で、夜、番組放送をした。このアニメを始めて見たのは、37歳の頃か、群馬大学の学園際だった。もう35年以上前のことだ。受付の男子学生が、「人気がないので、見てくれませんか。」と言うので、気のりはしなかったが見た。
大体学園祭には、こういう映画は、人気がない。模擬店やらで、酒や焼き鳥も売っているし、焼きそば、おでん。女子高校生なども来るので、うきうきした、落ち着かない雰囲気では、映画は見向きもされない。お化け屋敷とか、マイクで、大声で、がなり立てて、教室を暗くしたライブの方に行ってしまう。途中から見たが、この映画はと、思わせる内容だった。
その後、この映画は、テレビで、幾度も放送された。記憶に残るもので、10回以上である。その中の何回目か、この頃からビデオが出てきたので、録画した。それを、2人の子供とよく見た。小学生3年とか5年とかである。子供は真剣に見ている。
その時に、こんな家庭は、何時か無くなってしまうだろう。と思っていた。そして2人は嫁いで、行ってしまった。子供は2人とも結婚し、子供も生まれ、それぞれ独立して生活している。今度は、孫に見せようと思って、録画してあるが、男の2人の孫は「きかんしゃトーマス」ばかり見ている。
この「風の谷のナウシカ」は、どこか物悲しい曲が多い。何故なんだろうかと思うが、よく分からない。一抹の寂しさである。
この映画は、破壊される地球自然を、扱っている。自然は破壊されているのに、国々は戦争している。正に、現代の、アメリカ、中国、ロシア、中東である。アニメがこういうのを、テーマとするとは思わなかった。巨身兵は、現代の原爆である。
アニメの中でこんな言葉がある。「俺たちも、火を扱うが、ちょびっとな。」現代社会への警告である。なのに、人々は、平気で物を大切にせず、原油を、使い放題使い、食糧資源などは、平気で捨てている。スーパーやコンビニの廃棄食品である。
それにしても、寂しい曲を感じる。失われた、過去の思いでしか、今の私にはない。
(これは、武道館での演奏か。楽団員の数が圧倒的に、多い。それと、合唱団の数も多い。)