優利加さんのブログ

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上げたが、日本株固有の買い材料が乏しい

昨日の米国株式相場は大幅反発した(DJIA +396.32 @25,558.73, NASDAQ +32.41 @7,806.52)。ドル円為替レートは110円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,498に対して、下落銘柄数は523となった。騰落レシオは97.88%。東証1部の売買代金は1兆8455億円。

TOPIX +10 @1,698
日経平均 +78円 @22,270円

米国株が大幅高となったことを受けてTOPIXも日経平均も上げた。上海株や香港株が底堅かったことも日本株にプラスとなった。米中の貿易戦争が激化するとの懸念が後退して株式相場にはプラス要因となったが、日本株固有の買い材料が乏しい。したがって、上値追いの買いも乏しい。米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)など重要なイベントを8月に控えて、国内投資家は様子見を決め込んだ。東証1部の売買代金は大きく2兆円を割り込み、薄商いだった。

米半導体関連のエヌビディアとアプライドマテリアルズが8月16日に業績の先行きに慎重な見通しを示し、株価が下落した。これが東京エレクトロンやSCREENにも波及して売られた。2016年からの長期的の世界的な株高は米国のハイテク株が牽引してきたが、その上昇に陰りが見えてきた。フェイスブック、アリババ集団など主力IT10銘柄で構成する「FANGプラス」指数は年初来高値を付けた6月中旬から約8%下げている。

8月第2週(8月6~10日)では、海外投資家は日本株を2週連続で売り越した。

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、精密機器(2位)、鉱業(3位)、保険(4位)、その他製品(5位)となった。

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