表面に焼き色がついたころ、包丁で切って中身を確認。
まだ生だ。
市販の鶏もも肉は、一片が大きいので、
包丁で小さくカットして、再度加熱した。
しかしステーキで経験したように、
ここで焼きすぎると肉が硬くなってしまう。
切り口の赤い部分に焼き色がついたら火を止めて、
余熱で火を通すつもりで、そのまま置いた。
どのみち後でシチューとして煮込むので、半生でも大丈夫。
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白いルーを1:20になるように加え、
牛乳と水で、鶏もも肉と野菜(タマネギ、ジャガイモ、人参)、
コンソメ顆粒を製品に記載されている規定量入れて、15分ほど煮込んだ。
(このときに、煮込んですぐ野菜のアクがたくさん出てくるので、
キッチンペーパーで表面を覆って、アクを取った)
出来上がりのころ、味見をすると、
十分塩味が効いていた。
レシピどおりにあっちこっちで塩を振っていたら、しょっぱすぎたはずだ。
タマネギの甘みが出ていて、
白いルーのバターがスープの表面に浮かんでいる。
激的にとはいかないが、ふつーに美味い。
具材の火の通り具合を見ると、
鶏もも肉、タマネギ、ジャガイモは問題ないのだが、
人参にはがっかりした。
スカスカな感じがして、どーもよろしくない。
人参はネットでは冷凍保存OKとなっているのだが、
やはりジャガイモと同じような感じなのか、
調理時に水分が急速に抜けてスカスカになっている可能性がある。
(ジャガイモと同じく、水を張ったバットで冷蔵保存した方がイイ)
あるいは、人参の鮮度が明らかに落ちていた状態だったので、
それも悪影響したと思われる。
最後の一本だった人参は、すでにしなびており、上部は黒ずんでいた。
黒ずんでいた部分を斬り落として今回、使用してみた。
まぁ、後者の可能性が高いのだけれど、
人参を冷凍するのは、なるべく避けた方がイイかもしれない。
それと、人参のカットの仕方にも問題がありそうだ。
レシピでは乱切りとしていたので、そうしたのだが、
もっとうすくなるカットの仕方にすれば、
生だろうが冷蔵だろうが冷凍だろうが、影響が最小になるのではなかろうか。
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白いルーを使用したマカロニグラタンとホワイトシチューを調理してみた結果、
白いルーの有用性が明らかとなり、
恐らくは、水溶きコーンスターチを使用するよりも、
調理の時短ができたり、白いルー使用量も一定となって失敗しにくい、
しかも、バター風味もコンスタントに安定して出せると推測された。