青海まさるさんのブログ
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JT(2914=ニクイヨ)が「必死」らしい・・・?
四季報のデータが3月16日付で更新されたので、さっそくお気に入りである「日本たばこ産業・2914」を確認して見ました。
そこで飛び込んできた「必死」の文字・・・(汗)
「なになに?必ず死んじゃうの?!」とかいうボケは横に置いておいて(笑)、JTの危機感が相当なモノであることはわかりました。
まあ、JT自身も後手に回ったことを痛感しているようですし、これから「必死」の追撃戦を展開してくれるでしょう。
JTが本気になれば、プルームテックによるアイコスに対する巻き返しは可能である事はわかっていますが、問題なのは「本気」なのかどうなのか?だったので一安心です。
ヘンな形で筆頭株主を忖度してほしくないですね(笑)
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JT(2914) -
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また、害が少なく喫煙者がより離れられなくなるようなタバコ葉の開発・育成が進めばより安泰という事。
一消費者としては複雑な心境ですが、企業としては理想的な状況(汗)
学生時代、経済学やってた頃に「独占企業」「寡占企業」の利益率の高さをはじめて目の当たりにして驚きましたが、JTが世界市場で進めている戦略はまさに「コレ」なので、素直にスゴイなぁと思いますよ。
ロシアのタバコ会社買収の件、総合的には良い話だと思います。
最初、「ロシア第4位のタバコ会社」と聞いて「4位なんて買っても意味ないよなー」と良く調べずに思いました。
しかし、ロシアでナンバーワンのタバコ会社は我らが「JT」で市場占有率33.2%!
第2位が「PMI=フィリップ・モリス」で27%。
第3位が「BAT=ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」で22.5%。
そして第4位が今回買収の対象となる「DT=ドンスコイ・タバック」で6.7%!
これらの数字を見て、なるほどと唸りましたね。
JTが首位を確実なものとするため、ドンスコイ・タバックを他に渡すわけにいかなかったのでしょう。
これでロシア市場は3強の寡占状態が確定。
日本・アメリカ・イギリスによる世界市場の3分割が進むわけですね。
着々と手を打っている感があってワクワクします(笑)