まはいさんのブログ
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平成29年度「負け銘柄」反省
平成11年9月10日から開始した投資は19年目です。
この18年4ヶ月の間に投資した184銘柄のうち32銘柄が負けです。
銘柄数での勝率は82.6%です。
つまり、5銘柄のうち1銘柄は損しています。
投資リスク管理
「株式投資はリスク管理である」と考えています。
つまり、損失を最小限にすることであり、利益を最大化することではありません。
利益の最大化は、投資先が自発的に行ってくれるので、投資家が心配することではありません。
一方でリスク管理は投資家の職分であり、学術的に理論が確立しています。
それに従って、"自分の負け銘柄"と"市場の負け銘柄"をリスク管理すれば良いのですが、まずは自分の負け銘柄の反省です。
負け銘柄2017.12.29 ↓ クリックで拡大
![](http://moneyworld.sns.fc2.com/archives/member/158691/large/2018/01/844c47.jpg)
*印の銘柄は保有残高を大納会終値で売却したと仮定して税効果計算しています。
平成29年度は、負け銘柄を1銘柄増やしてしまいました。一方で損失を回復して負け銘柄から外れた銘柄が6銘柄あったため、負け銘柄は全体で5銘柄の純減でした。
新印の銘柄が平成29年度の新規の負け銘柄です。
負け銘柄2016.12.30(前年度) ↓ クリックで拡大
![](http://moneyworld.sns.fc2.com/archives/member/158691/large/2017/01/ccf48e.jpg)
平成28年度は、新印の負け銘柄が3銘柄ありましたが、その3銘柄とも平成29年度に損失を回復しました。
平成29年度に6銘柄の損失を回復しましたが、そのうち平成28年度末で最も負けていたのはヤフーです。
負け銘柄2015.12.30(前々年度) ↓ クリックで拡大
![](http://moneyworld.sns.fc2.com/archives/member/158691/large/2016/01/ccf648.jpg)
平成27年度は、新印の負け銘柄が3銘柄ありましたが、その3銘柄とも平成28年度に損失を回復しました。
平成28年度に7銘柄の損失を回復しましたが、そのうち平成27年度末で最も負けていたのは電源開発です。
DeNA 16,494円 損失上塗り
平成28年度に引き続き、突出した負けです。
反撃の機会を待ちつつ継続保有しています。ただし、まだ具体的な打開策が見付かりません。
平成30年度のリスク管理上の重要銘柄として、損失防止に努めます。
タカタ 倒産による確定損失 1,116円 新規負け銘柄
初登場でお蔵入りです。
少額損失で済んだのは良いのですが、負け銘柄リストから永久に消せなくなりました。
ヤフー 損失回収
平成28年度、負け銘柄のリスク管理に最も資金を割きました。
平成29年度のリスク管理上の最重要銘柄としていましたが、無事に損失回収できました。
ショーワ 損失回収
累積損失129,414円まで苦しみましたが、無事に損失回収できました。
ネクシィーズ 82,581円 損失回復
負け銘柄の第9位まで悪化して苦しみましたが、ようやく回収の道筋が見えて来ました。
平成30年度のリスク管理上の最重要銘柄として、回収に努めます。
ソニー 222円 損失上塗り
平成24年度末では累積損失756,164円と突出した負け銘柄でした。
何をすれば損するか知り尽くした銘柄ですので、その逆をすれば利益が出るはずです。しかし、なかなか機会がありません。
SBI 負け銘柄筆頭
北尾吉孝が嫌いです。
期待した自分が愚かでした。
北尾吉孝が生きている限り投資対象外です。
武富士 倒産による確定損失 321,528円
負け銘柄の第6位、倒産したのでリベンジのしようもありません。負け銘柄の殿堂入りです。
倒産風が吹いている"市場の負け銘柄"を大底でまとめ買いするのが私の主たる投資です。
ただ、武富士は本当に倒産してしまいました。
アコムを選んでいれば結果は天地の差でした。
倒産風が吹いた銘柄では、ソフトバンクとエイベックスが大当たりでした。
その一方で、ソニーは倒産風に耐えきれず大損しました。
大底で買うには忍耐力が肝要ですが、その源は資金的余裕なので、来るべき日のために投資資金には余裕を残しています。
LDH(ライブドア) 解散による確定損失 104,426円
負け銘柄の第12位、負け銘柄の殿堂入り2番手です。
株券電子化により株式は"紙屑"にすらならなくなりましたが、ライブドアは"紙屑"を残しました。
![](http://moneyworld.sns.fc2.com/archives/member/158691/large/2012/07/42e671.jpg)
over さん 明けましておめでとうございます。
勝率高いですね、お見事です。
それほど多くの人から投資記録を見せて貰った訳ではないですが、短期投資の方で勝率65%くらい、長期投資の方で勝率85%くらいが多いようです。
私は、リーマン・ショックで過剰投資に耐え切れず、勝率を落としてしまいました。
投資記録を管理している個人投資家は少ないと思います。
証券会社が対面だったころは、投資記録をつけないことを証券マンに薦められていました。
「過去を見るな前を見ろ」
「気持ちの切り替えが投資成功につながる」
「有利な記録を年末に証券会社が提供します」
「下手な記録を残すと税務署が来るだけ」
そんなことを証券マンに言われていたと思います。
そこまで言われて記録をつける人はいませんね。
投資初心者だったころ、私に指南してくれた個人投資家の皆さんが「証券会社に嵌められないように投資記録をつけろ」と口をそろえていました。細かいことは忘れましたが、妙に説得力が有ったので記録するようになりました。
株式投資で財を成した皆さんは、必ず投資記録をつけていて、お互いに見せ合っていました。
記録をつけていないと、何とでも口から出まかせにできるので、記録をつけていないと参加できない雰囲気でした。
思えば、ここ5年くらい、そういう場が無くなったと感じます。
明けましておめでとうございます。
皆さまから学ばせて頂きたく、みんかぶ再開しました。
「株式投資はリスク管理である」とは、見事な格言ですね。わたしも投資記録をしっかりと残し、反省と修正が出来るまはいさんのような賢明な投資家になりたいもんです。今後も勉強させて頂きますので、何卒宜しくお願いします。
ごりら さん 明けましておめでとうございます。
お久しぶりです。
444万円超の損失を発表している記事のコメントで、賢明と言われると複雑な気分です。
株式会社の仕組みでは、株主が負担するのはリスクだけです。
よって、投資家はリスク管理するだけで良いはずです。
そして、リスクを取りすぎる、つまり株式投資しすぎることが失敗の本質的な原因です。
そんなことは分かっているのですが、余計な欲をかいて損した結果が記事の本文に書いた444万円の損失です。
着実な株式投資をしましょう。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。