従業員の負担軽減に向け携帯電話販売店に元日休業の動き

[TAROSSAさん]

働き方改革の一環で、携帯電話販売店が年末年始に休業する動きが広がっているようです。

スマートフォンの普及に伴い、来店客への説明時間が長くなる傾向があるほか、物販が増えるなど、増大する従業員の負担軽減や人材確保につなげる狙いがあるようです。

ソフトバンクは、傘下の格安スマホブランドのワイモバイルの店舗と合わせて全国約３５００店舗のうち、約８割が元日に休業するそうです。

来店客にキャラクターグッズをプレゼントするなど新年のキャンペーンも今年は元日開始でしたが、来年は１月２日からに先送りしたそうです。

休業で売り上げに支障が出ないよう、支援金を用意して販売店に元日休業を促していたそうです。

ＫＤＤＩ（ａｕ）は１１月、１２月３１日〜１月３日の間に１日以上休業することを販売店に推奨する通知を出し、その結果、全国約２５００店舗のうち、路面店を中心に約６割が元日に休業することが決まっているそうです。

今年は約８割の店舗が営業していたそうです。

ＮＴＴドコモは既に今年の元日、全国約２４００店舗のうち、東京都内を中心とした約４００店を試験的に休業としており、取り組みが好評だったことから、来年は大幅に増やして約７割が休業するそうです。

これまで元日は帰省にあわせて両親の機種変更に同行したり、お年玉をもらった子供が携帯電話を買いに来たりするなど一定の需要があったとのことです。

ただ、スマホの初期設定を従業員が依頼されるなど、１人当たりの接客時間が長時間化する傾向があるなど従業員の負担が増大しており、現場の要望に加え、離職率を下げるため、元日休業の取り組みが広がったようです。

一方、携帯電話事業者への参入を表明した楽天が手がける、仮想移動体通信事業者（ＭＶＮＯ）の楽天モバイルの販売店は、約１８０店舗のうち、約半数が来年の元日に営業し、休業の奨励などは特に行っていないとのことです。

年末年始は、全てのショップが休業だと困ってしまいますが、周辺数店のうちどこか1店が開いている程度でいいんじゃないでしょうかね。

9984：8,930円、　9433：2,808.5円、　9437：2,671円、　4755：1,034.5円