優利加さんのブログ

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「ロシアゲート」と米韓両空軍が韓国で合同軍事演習

先週金曜日の米国株式相場は反落した(DJIA -40.76 @24,231.59, NASDAQ -26.39 @6,847.59)。ドル円為替レートは112円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が645に対して、下落銘柄数は1,314となった。騰落レシオは106.11%。東証1部の売買代金は2兆4096億円。

TOPIX -10 @1,787
日経平均 -112円 @22,707円

TOPIXも日経平均も下落した。昨日に続き本日も陰線で引け、何か強い材料でも出てこなければ続落しそうな気配である。12月2日に米上院が税制改革法案を可決したので、本日朝方の日本株は米経済の拡大期待で買いが先行した。しかし、米「ロシアゲート」の不透明感がくすぶり、さらに米韓両空軍が韓国で合同軍事演習を行っているため北朝鮮情勢への警戒感も高まった。その結果、米国市場でハイテク株の下落が続いた流れを引き継ぎ、電機や機械といったハイテク株などに売りが出て、相場は下げに転じた。キーエンス安川電機任天堂など上昇をけん引してきた銘柄の下落が目立った。米国税制改革は米景気拡大と米長期金利上昇への期待の要だけに、税制改革が停滞するようなことがあれば日本株にもマイナスとなる。

12月8日のSQが強く意識されている。というのは、先月11月9日にSQ直前というタイミングを意識した売り買いで先物が乱高下し、日経平均株価は取引時間中に高値から約860円下がる波乱を招いたばかりだからだ。11月10日の算出日直前の9日、コールの売り手はそれまでの短期間での相場上昇により買い手の権利行使に備えて清算前にコールを慌てて買い戻した。同時に相場上昇で拡大する損失を避けるため先物にも買いを入れたため、相場が一段高となりオーバーシュートした。ボラティリティーも急上昇し、今度は一転、売りが膨らみ乱高下した。高値圏で上下に非常に長いひげを引いた短陰線となったため、チャート上の「傷跡」として残っている。

33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は、その他製品(1位)、精密機械(2位)、空運(3位)、金属製品(4位)、機械(5位)となった。

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