優利加さんのブログ

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株価P=EPS✖PER

先週金曜日の米国株式相場は反落した(DJIA -100.12 @23,358.24, NASDAQ -10.50 @6,782.79)。ドル円為替レートは112円台前半の円高方向での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄数の方が多かったが、株価指数は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,263に対して、下落銘柄数は700となった。騰落レシオは105.63%。東証1部の売買代金は2兆3496億円。

TOPIX -4 @1,760
日経平均 -135円 @22,262円

円相場が一時1ドル=111円台後半に強含んだことを嫌気して、主力の大型株を中心に利益確定売りが広がり、日経平均の下げ幅は180円を超える場面があった。しかし、日によるETF買いの観測が支えとなり、取引終了にかけて下げ渋った。株価が上向きの25日移動平均線の上にある限りは、基本的に買い戦略で良いが、株価水準が高値圏にあるので、ファアバリューと株価の比較が不可欠となる。株価Pは予想一株利益EPSと人気度を示す予想PERの掛け算なので、株価が上昇し続けるためには、EPSがさらに上昇するか、PERが大きくならなければならない。前年比の円安効果は既に株価に織り込み済みだと思うが、さらに上げるとすれば何を材料に買い上がるのだろう?

12月末の決算期末を迎える海外ヘッジファンドは45日前までに顧客が解約を通知する45日ルールを設けている場合が多い。期末の解約売りは11月20日あたりがピークと見られるので、投機筋の売りが一巡した後に、もし、海外年金や投資信託の買いが入れば12月は強気相場になる可能性がある。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、証券(2位)、石油・石炭(3位)、化学(4位)、海運(5位)となった。

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