優利加さんのブログ

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「外国人買い」から「決算発表買い」へと移行できるか?

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +167.80 @23,441.76, NASDAQ +11.60 @6,598.43)。ドル円為替レートは113円台後半での動きだった。本日の日本株全般は反落した。東証1部では、上昇銘柄数が582に対して、下落銘柄数は1,366となった。騰落レシオは116.78%。東証1部の売買代金は3兆3155億円。

TOPIX -5 @1,751
日経平均 -98円 @21,708円

TOPIXも日経平均もついに反落した。日経平均は、前場は前日比で一時100円超上昇する場面もあったが、日経平均は昨日までの16日間で1400円強上昇しており、心理的な節目の2万2000円に接近していた。短期的な上昇ペースの速さを警戒した利益確定売りが優勢となり、午後2時すぎに先物主導で下げに転じた。ついに16連騰で記録更新は止まった。ここからは、少し押した後、大手企業の決算発表が本格化し、好業績を手掛かりにした株価の上昇が続くとの見方が強い。東証1部の売買代金は概算で3兆3155億円に膨らみ,5月8日の3兆4434億円以来約5カ月ぶりの高水準となった。16連騰中は海外の機関投資家が継続的に日本株を買い、国内の機関投資家と個人が売り続けるという構図だったが、さすがに海外勢も利益確定売りへ転じたか。

これまでの「外国人買い」から「決算発表買い」へと移行した上で、株価の上昇基調が続くかどうか。
円安を追い風にすれば、今後の決算発表での業績上方修正を通じて予想EPSはある程度は高まるだろう。日経平均ベースの予想EPSは昨日現在で1,433円だが、これが5%上げると1,505円となる。すると日経平均株価は現在と同じ15.2倍としても22,876円まで上げる計算になる。さて、どう動くか?

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、医薬品(1位)、電気・ガス(2位)、不動産(3位)、食料品(4位)、小売り(5位)となった。

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