優利加さんのブログ

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上値が重いながらも日経平均は12日続伸

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +40.48 @22,997.44, NASDAQ -0.35 @6,623.66)。ドル円為替レートは112円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が717に対して、下落銘柄数は1,226となった。東証1部の売買代金は2兆2840億円。

TOPIX +1 @1,725
日経平均 +27円 @21,363円

米ダウ工業株30種平均は10月17日、初めて2万3000ドルの大台を上回る場面があった。米株高でリスク許容度の増した海外勢が日本株に見直し買いを入れており、TOPIXも日経平均も小幅続伸して、1996年11月26日(2万1418円)以来、約21年ぶりの高値を付けた。12日続伸は15年5月15日~6月1日に並ぶ2年4カ月ぶりの連続記録となった。もし、明日19日も上昇が続けば1988年2月以来29年ぶりの長期上昇となる。引き続き海外からの買い注文が安定して入っているようで、日経平均先物などを利用した買いや、大型の好業績銘柄をまとめて買う動きが続いている。東証第1部の規模別株価指数では大型株が8日続伸した一方、中型や小型株指数は小幅ながら反落した。しかし、短期的な過熱感も高まっている。

トランプ政権は9月末に連邦法人税率を35%から20%に引き下げると表明した。これが実現すれば、米企業の1株利益を約12%押し上げる効果があると試算され、米国株の上昇を後押しした。しかし、円滑に税制案が成立するかどうか。大規模な減税案を巡ってはトランプ政権と共和党が完全に一致しておらず、議会調整が難航するかもしれない。また、米国株高のためには、緩和的な金融政策が欠かせない。(ハト派の)イエレン現議長が再任されない場合、失望から株価が下押しするリスクがある。

33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、医薬品(1位)、陸運(2位)、石油・石炭(3位)、ゴム製品(4位)、陸運(5位)となった。


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