優利加さんのブログ

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月初の第1営業日は上昇するという経験則

昨日の米国株式相場は高安まちまちだった(DJIA +60.81 @21,891.12, NASDAQ -26.55 @6,348.12)。ドル円為替レートは110円台前半の円高方向での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,112に対して、下落銘柄数は813となった。騰落レシオは104.60%。東証1部の売買代金は2兆6035億円。

TOPIX +10 @1,629
日経平均 +61円 @19,986円

円相場はやや円高となったが、TOPIXも日経平均も小幅反発した。2017年4~6月期の決算発表が相次ぐ中、好業績銘柄への買いが相場上昇を支えた。前日の米株式市場で金融株が上昇し、日本株も銀行や保険に買いが入った。2016年7月以降、月初の第1営業日は上昇するという経験則もあり、買いが優勢になった。

2年前の夏、当時の日経平均は2万円を超えた水準での推移が続いていたが、中国人民銀行が人民元の対ドルでの基準値を連日で切り下げた。これをきっかけに、中国経済の悪化とその他アジア国への波及が懸念され、運用リスクを回避する動きが強まり、日経平均は8~9月の間に2割も下落した。さらに、2年前も今も安倍政権の内閣支持率が下がっており、当時に似てると多くの人が思っているのではないだろうか。2年前は安全保障関連法案を巡る審議で支持率が下落した。今は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設や、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報をめぐる問題などで、安倍政権への批判が強まっている。

33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、銀行(2位)、陸運(3位)、金属製品(4位)、保険(5位)となった。
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