優利加さんのブログ

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アップルのサプライズ決算で電子部品株高

昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +72.80 @21,963.92, NASDAQ +14.82 @6,362.94)。ドル円為替レートは110円台後半のやや円安方向での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,172に対して、下落銘柄数は719となった。騰落レシオは104.12%。東証1部の売買代金は2兆4510億円。

TOPIX +6 @1,634
日経平均 +94円 @20,080円

TOPIXも日経平均も続伸した。アップルが8月1日に発表した2017年4~6月期決算は純利益が前年同期比12%増だった。利益率が高い「iPhone」の大画面モデルが好調だったためだ。アップルの株価は8月1日、上場来高値をつけた。アップルのサプライズ決算は、東京市場にも波及し電子部品を手がける企業の株価上昇が目立った。日本電産が5%高で上場来高値をつけた。太陽誘電(4%高)や村田製作所(5%高)など、電子部品株は軒並み買われた。

しかし、手放しで喜んでばかりもいられない。史上最高値を更新し続ける米株式相場が遠からず下落に転じる可能性がある。いまだに金融緩和の度合いは強く、カネ余りによる株高シナリオの継続を後押ししているが、過熱感も出ている。山高ければ谷深しである。金融引き締めが進めば、いずれ必ずやってくる株式相場の下落に備えておくべきだろう。

33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、電気機器(1位)、鉄鋼(2位)、その他製品(3位)、化学(4位)、空運(5位)となった。
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