パラちゃんさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ4133件目 / 全6350件次へ »
ブログ

「ヘッジファンド:第5回目」

おはようございます。  
今朝はお雨でしたが、今は晴れて鶯の声が聞こえます。      
今日の「相場 」を占っている様な「お天気」でした。  

    

「第5回目」
第4話で書いたジョーンズの対応は、大手の機関投資家を顧客に持つ
ブローカーとの交流で、投資家の動向を探っていた。   

例えば、投資家の多くがコールオプションを買っていれば、株価上昇
を見込み、プットオプションの買いが多ければ、株価下落を予想する
データチャックを行い、年金・保険のポートフォリオに占める現金と
株のバランスに関する報告書を調べた上で、更に、彼らがどうしたい
のかを知る必要があった。  
例えば、日本のファンドマネージャー達が、8%の目標達成に拘れば
相場が下がれば、債権に乗り換える事は、簡単に予想が出来る状況に
なっていました。  
ダウ工業指数の銘柄は、各四半期の最終金曜日には必ず、上昇する
傾向があり、それは裁定トレーダーが、その日に期限が切れる先物
をヘッジする為に空売りしていた銘柄を、彼の手法により「買い戻す
事を知っている」から、制度の歪みを熟知した彼は、巨額の富を手に
入れるヘッジファンドの成功者と言われます。
彼の成功には、更に大きな要因がありました。   
米国の経済学者である「アンドレイ・シュレイファー」と「ロバート・
ビシュニ―」の考え方である「裁定の限界」を直感的に知っていた
のが、大きな要因でした。   
「第5回目 完」

(第5回目の考察について)
この理論を簡単に説明すると「ある割安な銘柄に、一部の投資家が
買いを入れると効率的な水準まで株価が上昇しても、買いの投資家
には財力に限界があり、買い続ける事は出来ない」
しかし、日本のバブルや様々なバブル相場が起きるのは、上昇した
相場を「収縮させるに足りる資金や借金が出来ない」為に、バブル
が起きると言う事です。  

「バブルの発生とその崩壊のメカニズム」を彼は、理論では無く
「直感的に知っていた」と思われます。  

  

彼の投資術には、未だ・未だ多くの面白い内容が沢山ありますが、
興味のある方は、調べて、楽しんでください。  
アハハハ

「フェッジファンドの第6回」は、「マイケル・スタイン・ハルト」
について、次回は書いて見ます。  

  

今日も「素敵な楽しい」一日を!    
アハハハ!

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。