パラちゃんさんのブログ
「ロングオンリー、ロング・ショート、アービトラージ」
今夜は「ヘッジファンド」について書いて置きます。
アハハハ
ヘッジファンドの決算は、基本的に「4半期決算」です。
ヘッジファンドのポジション縮小が顕著に現れるのは、5月の株式市場です。
俗に言う「セルインメイ(Sell in May)=株は5月に売れ」ですね。
5月の中旬は「ヘッジファンド上期の決算前(45日ルール日)」となり、この時期にはヘッジファンドのポジション縮小から始まった売りが、新たな売りを呼び、結果、よく知られている日経平均の大暴落が起こるメカニズムです。
今年は「大口投資家の解約が少なかった」影響で、5月の大きな暴落には至りませんでしたが「大口投資家が夏のバカンスを止めた訳では無い」ので、「夏枯れ相場」と称する暴落の警戒は、引き続き「注意が必要」と思います。
アハハハ!
ブロブのタイトルに書いた「ロングオンリー」のヘッジファンドは、下落した
局面で売りを出すのは本来「不本意な事」かと思います。
決算時期を過ぎれば「続伸が期待出来る日本の相場」ですが、ヘッジファンドは顧客の預かり資金を運用しているに過ぎないので、相場の実情を知らない顧客は、期待通りに利益を上げなければ解約となり、ファンドマネージャーも決済を行う必要に迫られる「時間軸 」の実情があります。
又、空売りを併用する「ロング・ショート」や、「アービトラージュ(裁定取引)」を実施するヘッジファンドなど「採用する戦略」により、いくつかの分類になされるのが「相場の世界」です。
ご参考まで。
「大きな資金の存在と流れ」を知る(見抜く事)事が、重要ですね!
「資金量」では、大手機関に勝てない個人投資家も、「時間軸」では個人の方が
有利な状況です。
「時間軸」を味方にして、「大手ファンド」にも負けない「賢い投資家」を目指したい者です。
アハハハ!!
今年はセルインメイ無しの年でしたね。
夏枯れは、普通いつまでを言うんでしょうか?
基本なんですね。ありがとうございます。